九州の出力制御だが、やっと太陽光発電が電力インフラとして認められたと考えればめでたいのである | マルハビ日記

マルハビ日記

マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

三重の自宅の朝です。昨日はブログ更新出来なかったことをお詫びする。沖縄から戻ってきて、昨日の朝なのだが、非常に寒く、朝起きて嫁にそう言えば草津の家の毛布とか冬支度は?と聞く。嫁からこの家にあることを聞く。娘に電話すると寒かったとの話なので、家族で草津の家に向かい、草津の家の冬支度をする。

 

中間期という季節で暖房負荷も冷房負荷もないので、エネルギー的には非常に使わない季節である。従って太陽光発電が発電過ぎると出力制御をしてくれという話になる訳です。これは、電気は同時同量が原則のネットワークなので、そのようになる。九州では悪いマスコミが出力抑制などというのだが、正確には出力制御であり、電源システムとしては出力制御して使うということは、太陽光発電は、まともな電源の仲間入りをしたのである。

 

これが理解していない人が多い。従って原子力を動かして、太陽光発電を止めるなんてみたいな論理を言う人がいるのだが、この人たちはまったくエネルギーを解っていない人である。エネルギーは、家庭だけで使う訳でなく、産業や運輸、業務でも使う。基本簡単に言うと約1/4づつ日本ではある。これは説明を楽にするので正確な数字は調べてもらえばいい。

 

家庭のエネルギーは太陽光発電を屋根に設置すればなんとかゼロエネルギーになるので、これはZEHを50年かけて実行すれば、ほとんどゼロになる政策だが、残りの産業、運輸、業務のエネルギーをどうするかというのが一番の問題である。みんなソーラーという人もいるのだが、これは単純に計算しても無理がある。食料を農地では作らないといけないし、森林は雨水対策というか、大きなダムでもあるので、実際今の日本ではメガソーラーは限界に近いのである。

 

そのようになると残り3/4のエネルギーを低炭素というか再生可能エネルギーにする必要があるのであるのだが、それにはかなり大変である。残り1/2、実際は、電気でなく、直接化石燃料を使っているものが多いので、実は、全て便利なエネルギー電気にするには、電気は倍必要となる。従って電気エネルギーは倍ほど必要だが、それを再生可能エネルギーでつくる必要があるとなるのである。

 

それは単純に考えると不可能なので、原子力が必要となるのである。その割合はこの単純な計算をしても良く解るのだが、全体の1/4は原子力が必要とわかるのである。蓄電池とか色々な技術が良くなっても単純にわかる計算である。日本も何も産業をしない。運輸もない。業務もないなら自立可能なのだが、それでは食べていけないので、不可能な話でもある。

 

よく小生は口が悪いので、原発反対の人の電気を電力会社は供給しないでいいと思っているし、表明もしている。ここまで過激である。電力完全自由化になったら、ユニバーサルサービスなど電力会社はしなくていいし、やる必要はない。

 

この話も独占させてやったからこのインフラは国民のものというのも乱暴な理論で、よく犬の宣伝を使う携帯屋さんが言うのだが、これも大きな間違いであり、これが本当にOKであれば実は、国民の税金で補助金もらった会社は全て国民所有になるのである。これは実は自由民主主義でやってはいけない行為でもある。これが発展の基本であり、統制は悪である。これは歴史的にわかっているのだが、人は微妙にやってしまう行為でもある。

 

真面目に考えるとベストミックスも必要だし、自由主義であるので自社の投資で得られたものは自社のものである。独占になるのは、国家の仕組みが悪いのでその場合は、独占した利益に税金をかけるこれが正しい方法でもあるのである。

 

ここらへんをしっかり理解しないと本当に危ないのである。私はよく再生可能エネルギー推進に反対なのですがと言われることもあるのだが、共産的な再生可能エネルギー推進が大嫌いであるこれが正解で正しい産業活動、自由な商売で再生可能エネルギー推進されることが大好きである。

 

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個人的な好みでもあるのだが、スターバックスのコーヒーを飲むと自由とか感じるのは私だけだろうか。

 

 

 

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