東京のマンションの朝です。昨日は、大阪で電話会議やセミナーとか専門的な話が多く、しゃべるのも大変である。セミナー関係はVPPの本当に技術バカと言ってもいいほどの専門的な人たちが一同に大阪に集まっている。実際いろいろなセミナーもあるのだが、やはり夢みたいな人が多い中で、実践的な宮古島の話と関西電力さんの話に注目が集まる。
電力自由化で日本でも電力小売事業者の方々がVPPのアグリゲーションビジネスとして参入してきて需給調整市場とかスポット市場が活性化すると頑張っておられる。これは変動性の多い再生可能エネルギーを大量導入するためには必要なビジネスモデルと言われてみなさん頑張っておられるのである。需要調整とかスポット市場というのは、kwhでなくkwの市場が現れるとの見解であったのだが、みんさんだんだん実験していってわかっていることもたくさんある。
その先端が宮古島と関西電力さんであることは確かであり、その方々のお話を直接聞けるので関心のある方々は詰め掛けるのである。2つとも実験を後ろでサポートしている身としては非常にうれしい限りであるのだが、この実験をやっていてわかってきていることもある。
需要調整市場やスポット市場というのは実は夢的な市場であることも確かである。電力インフラと真面目に需要調整をやりとりするためには実は直流的な制御は難しいのである。真面目に調整しようとすると分散電源をネットワークで制御する場合、応答速度が1分くらいで全てを返さないといけないので、これは技術上無理である。制御して結果を1分以内に中央変電所まで解答出来るかであり、こんな分散制御はやれるようで出来ない。
従ってやる場合は、大きな蓄電池を変電所に置くしかないのである。大きな蓄電池を変電所の5万人単位で数多くおく、これがVPPの調整市場とかスポット市場に対応するための仕組みである。これが本当のリソースアグリゲーションでこのビジネスモデルをいち早く日本で組み立てたのは東京電力さんとNTTさんでTNクロスという会社を設立している。本当に頭がいい人とは別にいるのである。
VPPなどの分散制御は実は、技術的に開発が進むと負荷平準化技術になっていく、負荷平準技術は単純に言い換えると実はオール電化コントロールが一番楽となるのである。電力的には電化でコントロールすればいいだけになる。電力ネットワークの負荷率となるのでこれが実は向上しながら、再生可能エネルギーが導入されていくのである。
これを見事に宮古島の実証は現している。上手に電化を進めると太陽光などの再生可能エネルギーの大量導入は出来るのである。これがやっている人の実力でもある。しかし2年前はこの議論をすると理解されなかったなと思いながら振り返るのである。
そうなると技術開発することは明白であり、太陽光発電パネルは超寿命化が重要でパワコンは、蓄電池やEVとの連携が出来ることが重要となる。HEMSなどのEMSは負荷平準化アルゴリズムが必要になってくる。真面目にVPPというか需要調整したい場合は、応答速度から考えると大きな負荷や発電側に応答速度の速い蓄電池開発しかないのである。これはVPP実証事業をやるときに最初から判っていたことで、一番最初から小生が訴えていることでもある。そんなことを昨日は大阪のセミナーで聞きながら思ってしまっていた。
経験値というものは大切なのである。
少し悲しい経験値、嫁から犬が食事をとらなくなったと動きが非常にスローになったとのこと。大型犬10歳なので老衰なのである。嫁には山場は1日から2日とLINEをする。こんなことも犬を長く飼っていると判ることである。休みには思い出を少しまとめたいのだが、もう少し長生きして欲しいと祈りながら、苦しまないで安らかにとも祈っている。
