トヨタさまが生き残れるにはSICしかないのである | マルハビ日記

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マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

鈴鹿と亀山市の境の大きな総合病院のベットの上です。入院して8日目です。退院日が26日になる予定と主治医の先生の回診でわかる。退院しても通院なので、自宅で休むしかないのである。トホホと思いながら、体の休息を心がける。検査もしてもらっているのだが、MRIまでやってくれないのでそこまでサービスしてくれないかなと思いながら(笑)

 

昨日少し書いたのだが、EV化はグリッドや再生可能エネルギーからみれば非常にいいことであるのだが、トヨタさまが勝ち抜けるのかというのが日本産業界にとってみれば大きな課題でもある。

 

ZEBからZEVから4から5回で昨年夏に書いてあるブログを参考にして欲しい。

 

小生は小型というか軽自動車は、稼働率、走行距離からEV化がふさわしいと思っているし、現有技術でもこのジャンルは安く製造可能だと思っています。

 

トヨタさまは、実際軽自動車は販売していないく、このジャンルの車ではない。トヨタの車は、通常は30kmくらいの利用だが、月に1度くらいのロングドライブまでOKな車であり、その技術の象徴がPHVとなる。600km走行が可能で、通常使いにも燃費がいいこれがコンセプトであろう。小生もこの思想は賛成する。自宅の車を2030年で創造すると一台は、PHVで、一台はEVコミュータータイプと簡単に想像ができるのである。田舎では、一家に2台は通常で、軽と乗用車という考えである。一台使いなら、迷わずPHVになる客も多い。

 

そうなるとトヨタは、EV、PHV、FCV、自動運転と新しい技術にリソースを投入しないといけないので、電池に関してはパナソニックと提携したという訳である。電池に関しては自前主義を少しなくしたということである。それによってEV、PHVに関しては開発のスタッフ数を非常に少なくできて、量産技術者の配置となる。これはトヨタのお家芸カイゼンでもある。これに関しては実は小生は未来は明るいと思っている。

 

さてそうなると実際、トヨタが勝ち抜くには、自動運転をどのように導入・開発していくかが大きなカギとなる。これが一番難しい技術開発なのである。カメラをみてイメージセンシングをしてパターンに合わせた処理を行うのである。業界ではこの技術をバーチャルエンジニアリングとかバーチャルシミレーションと呼んでいる。

 

天候、道路状況、運転手技量などいろいろなことを考慮してシステム空間で設計していくのである。開発的にはゲームの開発に良く似ているが、ゲームはこのパターンが単純数しかないが、自動運転は、非常に多い桁数になるのである。実際航空機の自動運転プログラムよりも難しいのが自動車の自動運転パターンで、これをトヨタのカイゼン方式でやったら、はっきり言うと開発には時間がかかるというものではない。実はこの文化がトヨタにはないのである。公道試験の前に、どれだけこのバーチャルエンジニアリングとかができるかであるのだが、トヨタの社風は、作りながらのカイゼンであるのでそこが難しいのである。

 

しかしこの技術だが、日本企業やトヨタが勝てない訳ではない。自動運転のレベルは1~4でレベル4が完全な自動運転である。レベル2程度というと怒られるが、このレベル2の実装率は、日本車が一番多いかもしれない。それだけ実は日本は自動運転というかドライブアシスト天国なのである。

 

どうして日本企業が最終生き残るかということだが、これは簡単で、バーチャルシミレーションしても最終、通信とサーバーの技術に行き着く。グーグルとかウーバーも開発しているのだが、サーバー技術であって、ここの自動車にはSICという技術がいる。システムインチップという技術だが、一昔前は、カスタムマイコンというものである。車単体にマイコンが必要でそこが処理しないといけないのである。

 

自動車産業の自動運転は最終、そこの争いになる。従って日本企業が強いのである。この自動車側のマイコンがどうしてもいるのである。グーグルにしてもウーバーにしても実験はするのだが、最終はプラットホームとしてサーバー技術を売る方に回るので車は作らないのである。そうなると独占販売できる可能性があるのは、このSICを作れる会社になるのである。とあるトヨタと連携したバッテリーメーカー?は非常にその技術は強いメーカーでもある(汗)。そこまでわかっている人は少ない。

 

トヨタはそこに気づいて、陣容をシフト出来るかが大きな課題となるのである。間違ってもグーグルやウーバーを追っかけてはいけない。

M2MとかIOTの技術にはどうしてもSICがいるのである。そこをこっそりやることが一番儲ける秘訣でもある。

 

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住宅のグリッドから考えるとこの形のEVになるので小生は楽しくやっていますが、車産業から考えると別であるし、自動運転から考えると別である。

 

 

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