この内容は公開しないつもりだったのですが、お客様の方から
もしも同じことでお悩みの方がいらっしゃり、その方に光を灯すことができたら
という温かいお言葉をいただき、公開に至りました。
この方が悩まれていたのは、ずっと望んでいた新しいご家族のことでした。
今世はお子様お一人と定められているのか、それをアカシックレコードリーディングして欲しいというのです。
見えないはずの人
リーディングを始めてすぐに、この方が忙しそうに日々の生活をされている様子が見えました。私には自転車に乗って駆け回っている姿が見えました。
お買い物をしたり、家事をしたり、風の強い日や雨の日も、休むことなく家族のために働くこの方が見えました。
というか、それを見つめている存在がいるんです。その存在の、慈愛に満ちた深い愛情、憧れのような思いが私の中を突き抜けました。
そしてその存在は、彼女のことをこう呼ぶのです。
「私の旋律」
その存在は男性で、肩にはバイオリンを抱えていました。
いつも、アカシックで見る別の人からの視線は、上ではありますが比較的後ろ側に感じます。でもこの存在は真正面から見つめて守っているのでした。
謎のまま、リーディングを続けます。
天才少女の早すぎる結婚
過去世を見ますと、この方はソビエト連邦時代に音楽の英才教育を受けた天才少女でした。美しく聡明、お家柄も良かったようです。
教師としてついていた有名な音楽家の男性と恋に落ち、結婚しました。子供をもうけ幸せだったのも束の間、元々有名なご主人はお仕事で遠征などが続き、家に妻と子供を残して留守ばかりになります。
この方の感情が入ってきます。
お子さんは可愛く幸せ、生活も不自由なく暮らしていますが、自分が勝ち取るはずの音楽での成功は絶たれ、人生を棒に振ったようなやるせない気持ち・・・でも、すやすやと眠るお子さんを見ながら、そんなことを考えることが罪だという葛藤で悶々としています。
そんな中、若く美しい彼女を求める優しい男性に心を許してしまったのも、無理はありませんでした。
その後、家族が増えますが、ある日事実が発覚したのを機に、彼女はいたたまれず、この世を去る決意をします。
この時の感情は私自身も悲しくて、涙が止まりませんでした。
あなたは悪くないよ・・・そんな思いになりました
なんのために生まれて来たのか?
実はこの時のご主人が、今のお子さんでした。
お子さんがこの世に来たのは、この転生での失敗をやり直すため。
今世で100%愛し、愛されるためにこの方を選んだのです。
この方自身の魂にも心が動かされました。
今世で魂の成長などを設定できるのにそれをせず、ただ、お子さんを愛することだけを心に決めて生まれて来たのです。
今世でお子さんへ愛を注ぐことを、ご自身のことよりも最優先にして生まれて来たのでした。
こんな愛があるのか・・・と半ば放心状態になってしまいました。
この方の愛情を100%受けたいということが、結果的に弟や妹が生まれることへの不安として、プラス、今世の旦那様へのジェラシーも・・・という結果になりました。
秘密にしていること
この方からはお金をいただいているので、鑑定書には書かなかったことがあります。
実はこの鑑定で、第二子の可能性を聞いたところ、80%と出たんです。
当たるも八卦・・・で書いてしまおうかと悩みましたが結局書きませんでした。
私は妊活の苦労を知りません。
なので安易に書けないと判断したからです。
もしも本当にそうなら、事実が証明してくれます。いつかその方が幸せな気持ちになれるなら、それでいいと思いました。あとは天にお任せということで・・・
私の旋律の謎
ソビエトでの出来事の続きです。
夫との唯一の子供である男の子の他には、心の拠り所となった男性との子供が何人かいました。
その中には乳飲み子もいましたが、どうなったかはわかりません。
ただ、この男の子だけにスポットライトが当たっているのですが、その後の人生を走馬灯のように見せられました。
母親が世を去ったのは9歳のとき。
その後、両親の才能を受け継いだこの子も有名な音楽家となり、バイオリニストとして作曲もするような人物に成長しました。
9歳でこの世を去った母親の、微かな面影を胸に、母親を永遠のミューズとしてこう呼んだのでした。
「私の旋律」と
そう、最初に見えた謎の存在はこの長男だったのです。
今も上空からこの方を慈愛に満ちた眼差しで見守っているのでした。
この謎が解けた時は総毛立ってしまいました。
このままではNGと言われる
実はこの方のリーディングで、いろんな不思議なことが起こったんですが、ほとんどはお話できません。
そのうちお話できるもう一つがこれです。
私はこの段階で鑑定書を作成し、提出しようとしていました。
一度に鑑定する人数が多くなると時間がかかるので、私自身消耗してしまったのもありますが、何となくまだ送るべきでないと判断したので、送らずにもう1日置いて考えることにしました。
すると翌朝、枕元になんらかの存在が立っていたんです。
それは人間と龍が合体したような不思議な存在でした。オレンジのパーマヘアをした龍です。
その龍がこういうんです。
「もう一つ転生を読みなさい。あれでは救いがないから」と。
それがすごく納得できたので、すぐに別の転生を読みました。
それは子供を犠牲にして、村の存続を祈るという儀式をやめさせた、勇気あるシャーマンの転生でした。
そこで、たくさんの人々が現れ、この方への感謝を述べ始めました。この方のおかげで助けられた命、その命が繋がって綿々と続いたと思われる、家族の家系図のようなものなど、どれほどの子供を救ったかというエネルギーがわーっと入って来ました。
そのエネルギーのおかげで、鑑定書は無事に書き終えられ、おまけとしてお子さんのミニ鑑定もできました。
この存在が誰だったのか・・・それは秘密です。
嬉しいことが続く
私は霊媒師ではありません。
アカシックレコードリーダーです。
この鑑定では、自分の立場を色々と勉強させられた貴重な機会になりました。
もちろん、初めてのご入金があった喜びも布団の中で噛み締めましたし、その様子をキーリー聡美先生に報告したら、メルマガにも書いてくださいました。
その後、この方からのフィードバックをいただきましたが、それも本当に感動的で、心から「やってよかった、この仕事を選んでよかった」と思えるような、心に刻まれるような出来事となりました。
最後にもう一ついいことが・・・
この方がブログでこのことを紹介してくださったんです。そういうの初めて!!単純に嬉しかったです。
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鑑定をした後にお客様がどんなことを考えられたのか、どんなふうに受け止められたのかは、聞きたい気持ちはあれど聞けないことです。
出会いに感謝せずにはいられません。
今回は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました。
その方のブログ〜素敵なブレスレットを販売されています