こんにちは、丸亀/善通寺ひらの眼科です😊


菅組さんとタカラスペースデザインさんのおかげで、ひらの眼科の建築は順調にすすんでいます😊

壁や天井が出来てきて、開院後の風景が目に浮かぶほどになり、想像すると楽しみでなりません🙌🏼



先日、5月26日に姫路市眼科医会総会で自分が執刀して治療した裂孔源性網膜剥離の直近3年間分の手術成績を発表しました。


裂孔源性網膜剥離は、網膜という膜状の神経組織が目の内壁から剥がれてしまう病気です👁 原因は網膜に牽引や変性によって穴があくことで、穴から液体成分が網膜の裏側に侵入し、網膜が剥離していく事にあります。網膜は眼球の内壁に接する状態が正常な状態ですので、正常な状態に戻すための手術(網膜硝子体手術)が必要になります。治療せずに放置しておくと必ず失明してしまう怖い病気です。網膜剥離の発生頻度は、毎年人口一万人当たりに1人と言われています。


一般的に、網膜剥離が一度の手術で正常な状態に戻る確率は90%程度といわれています。姫路赤十字病院の眼科では3年で123例の初回網膜剥離手術が行われ、118例が一度の手術で治癒しました。一度の手術での治癒率は95.9%でした✨また、再発した4.1%についても、最終的には全症例で治癒することができました。(すべて自分が執刀した症例です。)


今回の発表を通じて、患者さんを紹介して頂いた近隣の眼科の先生のお陰で非常に多くの網膜剥離治療に関わることが出来たこと、比較的良好な治療成績であったことが実感できて安心しました😌


この成績を丸亀市ひらの眼科でさらに高めていきます💪🏻


ひらの眼科 網膜硝子体手術についてのページです😊