【登場人物】


  • サトシ:新入社員。予約システム初心者
  • ミホ:先輩。すでに怪奇現象を受け入れている
  • 部長:なぜか毎回いい時間だけ押さえている





社内チャットにて。


サトシ「ミホさん、明日の打ち合わせ用に会議室予約しておきます!」

ミホ「あー……がんばって。」


予約サイトを開くサトシ。


サトシ「……え、全部“×”なんですけど。」




サトシ「さっきまで“空きあり”って出てたのに!?」

ミホ「画面開いて悩んでる3秒の間に埋まるんだよ。」

サトシ「チケットぴあですかここ。」




時間を変えて再トライ。


サトシ「よし、今度こそ10時〜11時で——ポチッ。」

サトシ「……“予約に失敗しました。その時間はすでに埋まっています”。」

ミホ「会議室、光の速さで奪い合いだから。」




サトシ「誰がそんなに取ってるんですか……。」

ミホ「だいたい部長。」


ちょうど通りかかる部長。


部長「お、会議室?朝イチと午後は全部押さえてあるから、

 “使いたい人は相談してね方式”にしたよ。」


サトシ「それ、実質“部長の部屋”じゃないですか。」

ミホ「怪奇現象の正体:人間だったパターン。」





いかがでしたか?笑っていただけましたか?

「システムの不具合か!?」と思ったら、だいたい誰か一人がガッツリ押さえてるだけなんですよね。

会議室も愛も、独り占めしすぎると恨まれますのでご注意を…。