【第5章】人との出会いは予定できない

――人生を変える人ほど、予定表には載っていない。

【登場人物】

・男

・友人

・代表

友人:「ちょっと会ってほしい人がいるんだけど」

男:「また仕事の話?」

友人:「まあ、そんな感じ」

男:「忙しいから断るよ」

友人:「直接会って断れば?」

男:「そうだな。きっぱり断ってくる!」

面談当日。

代表:「実は、こんなことを始めたくて」

男:「なるほど。でも私は……」

代表:「地域の人たちをつなぎたいんです」

男:「……ほう」

代表:「誰もやったことがない挑戦なんですが」

男:「……面白そうですね」

代表:「ただ、仲間が足りなくて」

男:

「それは困りましたね!」

代表:「ええ、本当に」

男:

「で、何人必要ですか?」

30分後。

代表:「じゃあ、よろしくお願いします!」

男:「こちらこそ!」

固い握手。

帰宅。

妻:「ちゃんと断ってきた?」

男:「もちろん!」

妻:「よかった。何て言ったの?」

男:

「一人じゃ無理だから、仲間を集めましょうって」

妻:「……それ、断ったの?」

男:

「断ったよ。一人でやるのは」

妻:「で、今は?」

男:

「副代表になった」

妻:

「断るどころか、昇進して帰ってきた!!」



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

断るつもりで出かけたのに、気づけば仲間になっている。

人生、だいたい予定外。

ご縁というものは不思議です。

次に誰かから「ちょっと会ってほしい」と言われたら、ご注意ください。

帰り道には、名刺の肩書が一つ増えているかもしれません(笑)。