【登場人物】

・男性
・友人


夜。

布団の中。


男性「……」

友人(電話)「もう寝る?」

男性「寝たい」

友人「どうした?」

男性「思い出した」

友人「何を?」

男性「高校二年の文化祭」

友人「急だな!」

男性「あの日」

友人「うん」

男性「みんなの前で」

男性「思いっきり転んだ」

友人「まだ覚えてるの?」

男性「鮮明に」

友人「二十年以上前だよ?」

男性「昨日みたい」

友人「他には?」

男性「好きな人の名前を呼び間違えた」

友人「痛い」

男性「会議で全然違う資料を配った」

友人「あるある」

男性「メールを全員返信した」

友人「それもある」

男性「全部」

友人「うん」

男性「夜になると上映される」

友人「映画か!」

男性「しかも」

友人「うん?」

男性「毎回ノーカット」

友人「編集してくれ!」


その時。


友人「でもさ」

男性「うん?」

友人「その文化祭で転んだこと」

男性「うん」

友人「たぶん」

男性「うん」

友人「君しか覚えてない」

男性「……」

友人「みんな」

男性「うん?」

友人「自分の黒歴史で忙しいから」

男性「確かにーー!!」


教訓

あなたの黒歴史は、あなたほど誰も覚えていない。 😆




いかがでしたか?笑っていただけましたか?

人類には不思議な機能があります。

昼間は何ともないのに、

夜、布団に入ると突然始まる

「黒歴史上映会」。

しかも観客は自分一人。

「あーーー!」

と叫びたくなる場面ばかりです。

でも安心してください。

あなたが十年前の失敗を思い出している頃、

相手はきっと、

自分の失敗を思い出しています。

人類はみんな、

自分の黒歴史の主演俳優。

だから他人の失敗は、

意外と覚えていないものなのです。🤣


教訓

黒歴史は、時が経てば笑い話。さらに時が経てば、ネタになる。 🌈✨