【第5章】失敗=神の脚本説(逆転の伏線)その3


【登場人物】

・男
・同僚たち
・新人

【場面】
会社の休憩室。


新人「田中さんって、どんな人ですか?」


同僚A「んー」


同僚B「ああ、“コピー機爆発させた人”」


男「違うから!!」


新人「爆発!?」


男「紙詰まりだから!!」


同僚A「でも煙出たよね」


男「ちょっとだけ!!」


同僚B「あと“会議室でプロジェクター倒した人”」


男「コード引っかかっただけ!!」


同僚A「あと“取引先に全返信した人”」


男「やめろ!!」


新人「すごい…」


男「全然すごくない!!」


(少し間)


新人「でも」


新人「なんか、愛されてますね」


男「……え?」


同僚A「まあな」


同僚B「正直、また何かやる期待あるし」


男「期待すな!!」


(その時)



👉 コーヒー取ろうとして
👉 紙コップ落とす


「ベシャッ」


(沈黙)


新人「……あ」


同僚A・B
(慣れた顔)


同僚A「ほら」


同僚B「通常運転」


男「もうキャラ固定されてる!!」


(少し間)


新人「でも」


新人「失敗しても笑われる人って、ちょっと羨ましいです」


男「……」


男「それはそう」


(その瞬間)

👉 足元でまた滑る


男「うわっ!!」


同僚A
「追加きた」


同僚B
「今日も仕上がってるな」


男「作品みたいに言うな!!」




いかがでしたか?笑っていただけましたか?
人は何度も同じ失敗をすると、“ミス”ではなく“キャラ”になります。そして不思議なことに、完璧な人より、ちょっとやらかす人の方が愛されます。なお、本人はだいたい納得してません。