くお金・生活あるある地獄その3
【登場人物】
・斉藤(今日こそ節約する男)
・財布(無言の圧)
・店員(淡々)
(朝・家)
斉藤「よし、今日は一円も使わない」
財布(スカスカ)
斉藤「むしろ増やす日だ」
(出勤途中)
(自販機の前)
斉藤「水筒あるし、買わない」
(歩き出す)
(ゴトッ)
斉藤「……落とした?」
(水筒、完全に空っぽ)
斉藤「……買うか」
(会社)
同僚「今日ランチどうする?」
斉藤「弁当持ってきたから」
(弁当を開ける)
中身:白米のみ
斉藤「……昨日の俺、何してた?」
同僚「それは節約じゃなくて事件」
(昼・外)
斉藤「今日は我慢だ」
(横で同僚が唐揚げ定食)
ジュワァァ…
斉藤「……匂い、課金制にしてくれ」
(午後)
上司「急ぎで資料印刷して」
斉藤「はい」
(コピー機エラー)
店員「修理呼びますね」
斉藤「え?」
店員「このフロアの共同負担です」
斉藤「俺、今日“使ってない日”なんだけど」
(帰り道)
斉藤「もう今日は負けだ…」
(靴底ペロン)
斉藤「……え?」
(歩くたびにパカパカ)
斉藤「今!?」
(靴屋)
店員「8,000円です」
斉藤「今日、ゼロ円で終わる予定だったんですけど」
店員「人生、そういう日あります」
(帰宅)
斉藤「……今日は散財したな」
(スマホ通知)
「電気代引き落とし:-12,000円」
斉藤「……」
(少し間)
斉藤「……節約した日に限って来るなよ」
財布(完全沈黙)
(暗転)
いかがでしたか?笑っていただけましたか?
「今日は節約するぞ」と決意したその瞬間から、なぜか世界が“出費イベント解禁日”になる不思議――ありますよね(笑)。
今回は、靴・引き落とし・財布の三連撃で、節約意思の無力さを一気に叩き込んでみました。
ちなみにこのコントの教訓はひとつ。
節約は“やろうと思った日”ではなく、“何も起きなかった日”にだけ成功するゲームです。
