人間関係あるある地獄その9


【登場人物】

・天才(距離感マスター)

・迷子(全部ズレる人)

・周囲の人(被害者)


(オフィス)


迷子「おはようございます!」(顔3cm)


天才「おはよう」(自然な距離1mキープ)


迷子「昨日どうでした!?」(肩ポンポンポン)


天才「まあまあかな」(ポン1回で終了)


周囲の人(小声)「圧が強い…」


(会議室)


上司「この件どう思う?」


天才「一旦保留で検証したいです」(簡潔)


迷子「正直に言うとですね!!!」(立ち上がる)


天才(心の声)「長いな」


迷子「まず背景から説明しますと――」


(10分経過)


上司「要点は?」


迷子「えっと…つまり…やってみないとわかりません!」


天才「同じ結論で1分」

(飲み会)


迷子「乾杯ー!!!」(腕絡める)


天才「乾杯」(グラス軽く触れる)


迷子「いや〜距離縮めたいんで!」(グイッと隣に)


天才「もう縮まってるよ」


迷子「え!まだいけますよ!」(さらに詰める)


周囲の人「椅子、もうないよ…」

(帰り道)


迷子「今日は楽しかったですね!明日も飲みましょう!」


天才「明日はやめとこう」


迷子「え、なんでですか!?距離縮まってきてるのに!」


天才「縮めすぎて、もう“距離”がない」


迷子「え?」


天才「“間”もなくなったから、息できない」


迷子「……」


(数秒の沈黙)


迷子「じゃあ、ちょっと離れますね」(5m後退)


天才「離れすぎ」


周囲の人「今度は迷子になってる」


(暗転)



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

距離感の天才は「ちょうどいい」を無意識に操るのに対し、迷子は「近すぎる or 遠すぎる」の二択しか持っていません(笑)。

そして一番怖いのは、迷子本人は“ちゃんとやってるつもり”なところです。

ちなみにこの二人、どちらが正しいかではなく、人間関係は“メジャーがない世界で長さを測るゲーム”なのかもしれません。