子ども・青春あるある、地獄その10
【登場人物】
小学生、父、母、大人になった本人、ナレーション
【場面】小学生の家・夜
小学生「ねえ、お父さん」
父「ん?」
小学生「大人ってさ」
父「うん」
小学生「何でも知ってるの?」
父「まあ…」
母「どうだろうね」
小学生「すごいなあ」
父(ちょっと誇らしげ)
小学生「じゃあさ」
父「うん」
小学生「宇宙ってどこまであるの?」
父「……」
母「……」
小学生「ねえ」
父「えーっと」
母「すごく遠くまで…」
父「そうそう」
小学生「ふーん」
ナレーション「子どもはまだ知らない。」
――時は流れ――
【場面】数十年後
大人になった本人。
子どもと一緒にテレビを見ている。
子ども「ねえ」
大人「ん?」
子ども「宇宙ってどこまであるの?」
大人「……」
子ども「ねえ」
大人「えーっと」
子ども「知らないの?」
大人「いや…」
遠い目。
大人「大人も…」
子ども「うん」
大人「だいたい雰囲気で生きてる」
ナレーション「大人は何でも知っていると思っていた。」
いかがでしたか?笑っていただけましたか?
子どもの頃は、大人は完璧で何でも知っている存在だと思っていました。しかし実際に大人になるとわかります。多くの大人は「たぶん」「まあ」「なんとなく」で人生を乗り切っています。安心してください。あなたの周りの大人も、だいたい同じです。
