子ども・青春あるある地獄その2
【登場人物】
生徒A、生徒B、生徒C、先生
【場面】中学校の教室。明日は期末テスト。
生徒A
「……人生ってさ」
生徒B
「どうした急に」
生徒A
「なんで人は、もっと早く勉強しなかったんだろうって後悔するんだろう」
生徒C
「それ、今言う?」
生徒A
「昨日までは“まだ大丈夫”って思ってたのに…」
生徒B
「俺なんて今、教科書を初めて開いた」
生徒C
「それは後悔のスタートが遅い」
生徒A
(遠くを見ながら)
「もし時間を戻せるなら…
一週間前の俺に言いたい…」
生徒B
「なんて?」
生徒A
「スマホ置いて勉強しろって…」
生徒C
「いやまず昨日の自分に言え」
そこへ先生が入ってくる。
先生
「明日はテストだから、今日は早く帰ってしっかり勉強するように」
生徒A
(神妙な顔)
「先生…」
先生
「どうした?」
生徒A
「人は…
なぜ同じ過ちを繰り返すのでしょうか…」
先生
「それはな」
一瞬の間。
先生
「来週もテストがあるからだ」
生徒A
「……」
ナレーション
「そして人は、来週また反省する。」
いかがでしたか?笑っていただけましたか?
人はなぜか、テスト前になると急に哲学者になります。
「人生とは何か」「努力とは何か」など深く考えますが、テストが終わるとその哲学はだいたい3時間で消えます。人間の反省力はすごいのですが、持続力はちょっと短めです。
