教育業界(全員が元・当事者)その5

【登場人物】

社会人女性(主人公)/同僚/元担任の先生


【場面構成】

主人公のスマホに、同窓会の案内が届く。


主人公「同窓会かあ…先生、来るのかな」


同僚「先生って大変だったんでしょ?授業するだけで」


主人公「“だけ”じゃないよ…今なら分かる」


翌日、会社。


主人公「みなさん、資料の提出お願いしまーす」


(5分後)


主人公「…提出、0件」


主人公「では会議始めまーす」


(全員、なぜか別の話を始める)


主人公「静かに!席について!人の話聞いて!」


同僚「完全に先生じゃん」


主人公「先生、これ毎日やってたの…?」


そこへ同窓会当日。


元担任「久しぶり。元気?」


主人公、深々と頭を下げる。


主人公「先生…すみませんでした」


先生「何が?」


主人公「授業中、寝てました」


先生「知ってたよ」


主人公「えっ」


先生、ニコッと笑う。


「起きてるフリ、下手だったから」


主人公(小声)

「先生…監視カメラより高性能…」



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

先生って、教える人じゃなくて“人間をまとめる職人”でした。大人になって同じ苦労をすると、当時の自分に赤ペン入れたくなります。