教育業界(全員が元・当事者)その4

【登場人物】

女子生徒/友だち/先生


【場面構成】

夜。机。カレンダーだけが冷静。


女子生徒「……あ」


友だち(チャット)「どした」


女子生徒「提出物……」


友だち「明日?」


女子生徒「明日」


友だち「何ページ」


女子生徒「……“全部”」


友だち「神に祈る?」


女子生徒「いや、神は前回もう断られた」


女子生徒、ノートを開く。白い。


女子生徒「よし。今から本気出す」


(30分後)


女子生徒「まず、机を片付けよう」


友だち「逃げた!」


(さらに30分後)


女子生徒「ペンの試し書き、完璧」


友だち「そこじゃない!」


翌朝。


先生「提出物、出してねー」


女子生徒、震える手で提出。


先生「……やったね。間に合った」


女子生徒「はい…(燃え尽き)」


先生、最後に一言。


「次は“前日じゃない奇跡”を見せて」



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

提出物は、締切が近づくほど“存在感”が増す不思議。前日に思い出せるのも才能…ただし毎回発動すると、翌日の自分が犠牲になります。