映像・イベント運営その1

【登場人物】

・イベントディレクター:変更を食べて生きている

・クライアント:変更があるほど安心する

・AIくん:段取り命。変更に弱い(でも頑張る)


場面1

(イベント1週間前。打ち合わせ)

ディレクター「台本、導線、タイムテーブル、機材、完璧です」

クライアント「素晴らしい!これで安心ですね!」

AIくん「安心=変更フラグを検出」


場面2

(イベント前日。夜。ディレクターのスマホが鳴る)

クライアント「すみません、ひとつだけ…」

ディレクター「(ひとつだけって言う時はひとつじゃない)…はい!」

クライアント「オープニング、全部変えたいです」

ディレクター「全部!?」


場面3

AIくん「“ひとつだけ”の翻訳:大型アップデート」

ディレクター「やめて、アップデートで済む量じゃない」


場面4

クライアント「あと、来賓が一人増えました」

ディレクター「席、スピーチ、導線…」

クライアント「それと、来賓が“話したい”そうで」

ディレクター「話す気だけ増やすな!」


場面5

(ディレクター、現場チームに連絡)

ディレクター「変更入ります!オープニング全面改訂!来賓追加!スピーチ増!」

スタッフ「了解です(泣き声)」

AIくん「スタッフの感情値:静かな崩壊」


場面6

(深夜の会場。ケーブル、ガムテ、台本が散乱)

ディレクター「よし…ここを押して…ここを削って…」

AIくん「タイムテーブルが“詩”になっています」

ディレクター「昨日は完璧だったのに!」


場面7

(さらに追撃)

クライアント「すみません、BGMも変えたいです」

ディレクター「BGM!?いま!?(世界観が崩れる)」

AIくん「提案:全部無音」

ディレクター「極端すぎる!」


場面8

(本番当日。開演3分前)

クライアント「やっぱり最初の案、良かった気がして…」

ディレクター「戻すの!?今!?!?!?」

AIくん「提案:時間を巻き戻す」

ディレクター「できるなら昨日の自分を寝かせたい!」


場面9(オチ)

(本番。奇跡的にイベントは大成功)

クライアント「最高でした!完璧な段取りでしたね!」

ディレクター「ありがとうございます…」

AIくん「段取りの定義を更新します。

“段取り”=前日変更に耐える筋肉」

ディレクター「それ、もうイベントじゃなくて格闘技だよ!」


いかがでしたか?笑っていただけましたか?

前日変更って、「追加」じゃなくて“解体工事”として来るんですよね。

NEW PLANの鉄球がOLD PLANを粉砕するたび、ディレクターの心の耐震基準も更新されます。

AIくんは段取りを守りたいのに、現場は「段取り=壊れても立て直せる筋肉」になっていく…。

そして本番が成功すると言われるのが「完璧な段取りでしたね!」——完璧なのは段取りじゃなくて、胃薬の消費量です。