【登場人物】

・デザイナー:普段は整っているが、締切前だけ別人格

・クライアント:急に“情緒”を欲しがる

・AIくん:最適化の申し子。フォント沼に弱い


場面1

(制作初日。デザイナーが落ち着いて画面を見せる)

デザイナー「今回は“信頼感”重視なので、フォントは2種類までで統一します」

AIくん「美しい制約。勝利の匂い」

クライアント「プロっぽい!」

デザイナー「(余裕)」


場面2

(締切7日前)

クライアント「すみません、キャッチコピー増やせます?」

デザイナー「はい!(レイアウト調整でいける)」

AIくん「フォントは増やさないでください」

デザイナー「わかってる(わかってる)」


場面3

(締切3日前)

クライアント「あと、“温かみ”を足したいです」

デザイナー「温かみ…(フォントで出すと危険)」

AIくん「提案:丸ゴシック」

デザイナー「丸ゴシック、正解だけど沼の入口!」


場面4

(締切前日)

クライアント「やっぱり“勢い”も欲しい」

デザイナー「勢い…(フォントで出すと最悪)」

AIくん「提案:筆文字」

デザイナー「筆文字まで来た!“温かみ”と“勢い”が同居した!」


場面5

(深夜。デザイナーの目が赤い)

デザイナー「見出しは筆、本文はゴシック、注釈は明朝、強調は手書き、数字はデジタル…」

AIくん「フォント数:6。警告:治安が悪化しています」

デザイナー「黙って!今、心が“増やせ”って!」


場面6

(締切当日。クライアントから追撃)

クライアント「すみません…“高級感”も…」

デザイナー「高級感!?(ここで!?)」

AIくん「提案:セリフ体」

デザイナー「また増える!!」


場面7

(地獄の最終チェック)

AIくん「現在フォント数:9。もはやフォントの百貨店です」

デザイナー「百貨店は言い過ぎ…」

AIくん「地下食品売り場もあります」

デザイナー「認めたくない例えが的確!」


場面8(オチ)

(納品直前、デザイナーが悟る)

デザイナー「…よし。全部1つに統一する」

AIくん「正気に戻りました」

(デザイナー、フォントを1つに統一して提出)


(数分後、クライアントから返信)

クライアント「最高です!…でも、なんか物足りないので、フォント増やせます?」

デザイナー「〆切が近づくほど、フォントじゃなくて“要望”が増えるんだよ!!」

AIくん「要望数:無限。フォント数:無限。人間:限界。」


いかがでしたか?笑っていただけましたか?

このネタ、刺さる人には“心のフォントフォルダ”が開いちゃうやつですね(笑)。

〆切が近づくほどフォントが増えるのは、デザインの問題というより「不安の形状化」です。

AIくんは冷静に最適化したいのに、現場は「筆文字!丸ゴ!明朝!全部のせ!」で屋台みたいになる。

そして最後に気づくんです。増えてるのはフォントじゃなくて、要望と汗だって。