【登場人物】

  • アキラ:決断力ゼロ男子。優しいが優柔不断すぎる
  • ミホ:しっかり者。だが毎回アキラに振り回される
  • 周囲のカップル:決断力のある人たち(対比要員)

【場面:デート中。街を歩く2人。】

ミホ(にこやか)

「ねぇアキラ、今日のお店どうする?

 和食でも洋食でも、私はどっちでもいいよ♪」

アキラ(即答)

「じゃあ……ミホの食べたいほうで。」

ミホ

「だから“どっちでもいい”んだってば。」

アキラ(悩み始める)

「ど、どっちでもいい……?

 ……つまり……どっちを選んでも正解じゃないってことか……?」

ミホ(苦笑)

「そうそう。」

アキラ(突然深刻)

「……ということは……間違える可能性もゼロじゃない……?」

ミホ

「重い!!!!」

【アキラ、決断しようと店前に立つが…】

アキラ(メニューを見ながら)

「ここどうかな?……でも量が少なそう……」

別の店を見る。

アキラ

「こっちは……人気すぎて入れなさそう……」

さらに別の店。

アキラ

「ここは美味しそうだけど……駅から遠い……」

ミホ

「選んでるんじゃなくて“落としていってる”よね!?」


【周囲のカップルが次々と決めていく】

カップルA(即決)

「ここにしよー!」

カップルB(即決)

「餃子食べたいからあそこ行こ♪」

ミホ(心の声)

(決断力って……こういうことなんだろうなぁ……)

【アキラ、ついに混乱し始める】

アキラ(頭を抱えて)

「どうしよう……店が多すぎる……

 8万通りくらいあるんじゃ……?」

ミホ

「何その急に出てくる統計学!!!」

【決められない男の最後の手段】

アキラ(震える声で)

「……ミホ……じゃあ……

 ミホが行きたくなさそうな店を避けたいから……」

ミホ

「お?ちょっと攻めた発言きた?」

アキラ(ドヤ顔)

「ミホ……行きたくなさそうな店を……

 全部言ってくれない?」

ミホ(即ツッコミ)

「数の暴力ーーーー!!!!!」

【ミホ、しびれを切らす】

ミホ(手を引っ張りながら)

「もういい!私が決める!

 今日はあそこのハンバーグ!」

アキラ(安心)

「えっ……助かる……!」

【席についたアキラ、謎の一言】

アキラ(メニューを開きながら)

「……で、ミホは何頼む?」

ミホ(冷静に)

「アキラ、注文くらい自分で決めて。」

アキラ(なぜか誇らしげ)

「じゃあ……

 ミホの食べたいほうで。」

ミホ

「ぶり返してるぅぅぅーーー!!!!」



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

“決められない症候群”って、本当に日常あるあるですよね。

決断力ゼロの人って、優しいんだけど優しさが渋滞して選べない(笑)