【登場人物】

・ママ(40代女性)

・ユウタ(小学生の息子)

・先生(30代女性)




(夜のリビング。ユウタが宿題を前にうなっている)


ユウタ:

「う〜ん、むずかしい〜!算数の文章問題、全然わかんないよ〜!」


ママ(横で家事中):

「どれどれ見せてみなさい。」


(プリントを見ながら)


ママ:

「……あぁ、このタイプね。昔よく出たやつよ!」


ユウタ:

「じゃあお母さんやって!」


ママ:

「え、だめよ、自分でやらなきゃ!」


(5秒後)


ママ:

「……でもこの問題、条件が矛盾してるのよ!」


ユウタ:

「え、そうなの?」


ママ(燃え始める):

「ちょっと待って、図を書いて説明してあげる!」


(結局、真剣にノートを開くママ)




(翌日・学校)


先生(ニコニコしながら):

「ユウタくん、すごいじゃない!完璧な答えに、式の書き方まで理想的!」


ユウタ:

「えへへ…(お母さんがやったんだけど)」


先生:

「しかも“この問題は条件が矛盾している可能性がある”って注釈まで…!」


(職員室の先生たちがざわめく)


先生A:

「…研究者みたいな回答ね」

先生B:

「これ、教材会社に報告しないと…!」




(帰宅後)


ママ:

「今日、どうだった?」


ユウタ:

「先生、すっごく褒めてた!」


ママ:

「まぁ当然よ。母も一応“元・進研ゼミ経験者”だからね。」


ユウタ:

「でも、“この子、将来文科省に行くかも”って言ってたよ。」


ママ(コーヒーを飲みながらドヤ顔):

「……もう履歴書に書いといて。」


いかがでしたか?笑っていただけましたか?

“子どもの宿題”が、いつの間にか“母親のリベンジマッチ”に。

教育より熱くなる親心、全国で共感続出!?

今日もどこかで、先生が「この筆跡…お母さんですね」と気づいてます(笑)。