【登場人物】

・ミカ(40代女性)

・夫(40代男性)




(朝、リビング。ミカがコーヒーを飲みながらテレビを見ている)


夫(少し緊張気味に):

「おはよう、ミカ。今日、なんか予定ある?」


ミカ(あくびしながら):

「ん〜?特にないよ。なんで?」


夫:

「……そう。ほんとに?」


ミカ:

「(スマホ見ながら)うん、特にイベントもないし…なんかあったっけ?」


夫(少し寂しげに笑う):

「いや…別に…」


(夫、静かに冷蔵庫を開けてケーキを取り出す)


ミカ:

「……えっ、それ何?」


夫:

「誕生日ケーキ。君の。」


ミカ:

「えっっ!?今日、私の誕生日!?!?!?」


夫(淡々と):

「うん。生まれて○○年目、おめでとう。」


ミカ(慌てて立ち上がり):

「うそ!完全に忘れてた!自分の誕生日を自分がスルーしてた…!」


夫:

「いや、俺、昨日の夜から“覚えてるかな選手権”してたけど、まさか本選突破とは思わなかったよ。」


ミカ(両手を合わせて):

「ありがとう…!あなた、ほんとに覚えててくれたのね!」


夫(ちょっと得意げに):

「まぁな。スマホのカレンダーが教えてくれたけど。」


ミカ:

「ロマンよりテクノロジー!!」


(2人で大笑い)



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

自分の誕生日を忘れるほど忙しいのも現代あるある。

でも、思い出させてくれるのが“人”でも“スマホ”でも、

そこに「愛」があるなら、それが最高のプレゼントですね🎂✨