【登場人物】

  • タクミ(32)真面目すぎる公務員
  • アヤカ(29)ほんわか系の恋人
  • 同僚たち(遠くでひそひそ)


【場面】


市役所の健康福祉課。職場で健康診断が行われた翌日。



タクミ(心の声):

「今日こそ、プロポーズするんだ…!アヤカは笑ってくれるかな…ドキドキ…」


(手に持っているのは、小さな銀色のラッピングが施された筒状の物体)



アヤカ(にこにこ):

「わっ、なにこれ? かわいいサイズの…え、指輪の箱?」


タクミ(かしこまって):

「アヤカ、僕と結婚してくれますか?」


アヤカ(感動して涙ぐむ):

「…うん!…って、あれ? これって…検便の…容器?」

【オチ】


タクミ:「思い出の品で…初めて君と会話したのが、健康診断で“検便ちゃんと出た?”って聞かれた日だったから…」


アヤカ:「ロマンチックの方向性おかしいってば!」


(後ろで見ていた同僚たちが一斉に吹き出す)



いかがでしたか?笑っていただけましたか?


「愛はどこにでも宿る」とは言うけれど…

まさか“検便の容器”にプロポーズの魂が宿るとは!💩💍


でもきっと、この2人は幸せになります。

だって、笑いのツボが同じって、結婚の秘訣ですから。

…匂いはともかく(笑)