【登場人物】
- ナツミ(30代・転職活動中の女性)
- 番台のおばちゃん
- ロッカーの“声”?
【場面】
昔ながらの下町銭湯「ふくの湯」
ナツミ、転職面接に落ちて落ち込んでいる。
【本編】
ナツミ(どよ〜んとした顔で)
「はぁ〜…また面接落ちた…せめて湯船くらいは味方して…」
(受付でロッカーキーを受け取る)
番台のおばちゃん
「はい、今日は…“26番”ね」
ナツミ
「え、昨日も26だったんですけど…」
番台のおばちゃん
「そういう日もあるわよ〜♪」
(ロッカー前に立つナツミ)
ナツミ(ブツブツ)
「26って何か意味あるのかな…2+6=8…末広がり…?」
(ロッカーを開けた瞬間――)
📢ロッカー(謎の声)
「チャンスは流れの中にある…流れに乗るのだ…ナツミよ…」
ナツミ(ぎょええ!)
「しゃべった!?ロッカーがしゃべった!?」
(湯船につかりながらも震えている)
ナツミ
「…なんだったんだろう、今の…」
番台のおばちゃん(突然乱入)
「ごめーん!それ“占いロッカー”だったわ!」
ナツミ
「え?」
番台のおばちゃん
「そのロッカーだけ、月イチでしゃべるのよ。“当たる”って評判で…」
ナツミ(湯から飛び出して)
「そんな都市伝説あるかーい!!」
【数日後】
ナツミ、たまたま見た求人広告でふらっと応募 → 即採用。
職場のロッカー番号:「26番」
ナツミ
「……またお前か。」
【オチ】
その後、ナツミは毎月“26日”に「ふくの湯」に通い続けるように。
ただし――
番台のおばちゃん:「今月の“しゃべるロッカー”、壊れて黙ってるのよね〜」
ナツミ:「今度は私がしゃべろうか?」
いかがでしたか?笑っていただけましたか?
“偶然の数字”って、後から意味づけすると、
なんだか「運命」に見えてくるんですよね。
でも、しゃべるロッカーはやりすぎです。
カギ閉めても脳に直接語りかけてきます。
