【登場人物】

  • ハヤト先生(元プロレスラー・体格ゴリゴリ・心はピュア)
  • カオリ先生(ベテラン保育士・冷静)
  • 園児たち(無邪気)


【場面】

朝の保育園。子どもたちが元気に登園するなか、門前に異様な存在感の男性が…。

【本編】

(門の前に、身長190cm・筋肉モリモリのスキンヘッド男)

カオリ先生(小声で)

「また…来たわね。新入りの“ハヤト先生”」

ハヤト(満面の笑顔で)

「おはようございまーす!さぁ!今日は“おままごと”という名のバトル開始です!」

園児たち

「ハヤトせんせーい!!!」(なぜか歓声がプロレス会場風)

(おままごと開始)

園児A

「じゃあハヤト先生は“おばあちゃん”ね!」

ハヤト(低音で)

「わかったぞ…孫よ、白菜を切るのじゃ…ぐぬぬっ!」

(※手がゴツすぎて包丁のおもちゃ持てない)

(お昼寝タイム)

ハヤト(園児を抱えて布団へ)

「スリーパーホールド…ならぬ“スリーピーホールド”だ…!」

(やさしく寝かしつけ)

園児B(ウトウト)

「せんせい、…おおきいくまさんみたい…」(保護者面談にて)

母親(写真を見せながら)

「…これ、昔のリング写真ですよね!?“流血の鬼・ハヤト”って書いてありますが…?」

ハヤト(キラキラ笑顔)

「えぇ、今は“鼻かみ係”として全力でリング(保育園)に立ってます!」

【オチ】

その後、ハヤト先生は保護者たちの間で話題に。

そして保育園の運動会では、

「先生vs子どもたち30人 タッグマッチ・かけっこ」が実現した。


いかがでしたか?笑っていただけましたか?

ギャップって、なぜこうも心をつかむのでしょう。

流血の鬼が、今では「おしりふきの達人」…

人生は転職(転身?)プロレスだ!

でもハヤト先生、

“お昼寝布団をパイルドライバーのように畳む”のはやめましょう。壊れます。