【登場人物】

  • ユミ(40代女性・自称“パンの女王”)
  • 店員(若手・冷静だけど内心パニック)
  • 店内のお客さん(ざわついてる)

【場面】

オシャレなベーカリー「ブレッドパラダイス」店内。

ユミがレジ前でトレー片手にテンション爆上がり中。

【本編】

ユミ(目を輝かせながら)

「あぁ〜っ!この“塩バターロール”…これなのよ!私が待ってたの!」

店員

「ごゆっくりどうぞ〜(うん、まだ選んでないな…)」

(ユミ、トングを空に振りながら、謎のリズムに乗る)

ユミ

♪しょ〜うばったろ〜お〜る〜〜〜

 私の朝を包む〜魔法のしょっぱさ〜〜♪

客(ざわっ)

「え、なに急に歌ってんの…」

「CMソングか?いやオリジナル…?」

店員(やんわり)

「あの、すみません…その“塩バターロール”、お買い上げですか?」

ユミ(目を見開いて)

「えっ!?…買ってなかったの!?」

(トレーを見ても乗ってない)

ユミ

「あたし…幻のパンに恋してたのね…!」

(急にレジ前でワンフレーズ、熱唱リプライズ)

ユミ

♪帰ってこ〜い、しょ〜うばったろ〜る〜

 私の胃袋に〜〜っ(ポーズつき)♪

【オチ】

その後、店員の対応で「塩バターロール」は無事購入されたが、ユミの歌声がバズり、TikTokで“パン屋熱唱チャレンジ”が流行。

そして翌週、店内にこんな貼り紙が。

「お願い:パンの歌は小声で」



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

パン屋って、香ばしい香りだけでテンションが上がる場所。

でも、歌い出す人はさすがに初めてですね(笑)


パンは美味しい。でも舞台ではない。

ユミさん、次はジャムパンで演歌に挑戦する予定です…(誰が頼んだ)