【登場人物】
- 父・清三(58):昭和育ち。情報がいつもズレてる
- 娘・ミホ(26):就活中。バブル世代に憧れ気味
- 母・和子(56):ツッコミ担当
- 近所の主婦たち:何かと騒がしい
【場面:自宅の居間】
ミホ:「お父さん、就活大変だよ〜。バブルの頃みたいに“内定いっぱい”とか、うらやましいよね〜」
清三(ニコッと微笑んで):
「おぉ!バブルな!いいよなぁ〜〜。風呂の泡風呂とか!」
ミホ:「えっ?泡風呂!?」
和子:「ちょっと清三、バブルって経済の話よ!」
清三:「え?違うの?お父さん、昨日バスクリン多めに入れて“令和のバブル再来”だと思ってたぞ?」
ミホ:「……それ、ただの入浴事故だよ」
清三:「いや~風呂場で滑って、泡の上をスーッと滑走したあの瞬間、
『バブル来たな!』って確信したんだよな~」
和子:「それ、滑っただけや」
清三(得意げに):
「ま、うちのバブルは風呂限定!経済の方は……沈んでるな!」
(娘、脱力)
近所の奥さん(外から):
「清三さん、今日も“泡経済”やってるんですか~?」
清三:「おう!今夜はダブルバブル風呂だァ!」
いかがでしたか?笑っていただけましたか?
バブルの定義は人それぞれ──
お父さんにとっては、湯船の泡こそが“経済成長”の証だったのです🛁
次回は、「バブル景気の象徴=炭酸飲料だと信じている祖母」が登場予定。
泡に生き、泡に溺れ、泡で笑いましょう!
