【登場人物】


  • 村上(55):かつてジュリアナ東京に通い詰めた“バブル脳”の持ち主
  • 採用担当・鈴木(32):まじめな人事。価値観のズレに戸惑う
  • 部長(45):バブル崩壊の傷を知る男
  • 若手社員たち:ザワザワしている



【場面:中堅IT企業の会議室】


(ドアが開く)


村上:「おっはよございまーすッ!(サングラスを頭にかけて入室)」

鈴木:「……えっと、面接に来られた村上さんですか?」

村上:「そう!俺が!“伝説のバブリスト”村上よ!」


(村上の服装:金ラインの入ったジャージ上下+ハイブランドのウエストポーチ)


鈴木:「(心の声)これは……ジャージというか、“昭和の走れるスーツ”……!?」


村上:「自己PRいくよ?

・携帯はポケベル

・財布はルイヴィトン

・踊りはボディコン対応

・バブルを知り尽くした俺が、御社に“トレンドの波”を運んできます!」


(ポーズを決めながら、バブリー用語で押し切る)


鈴木:「いや……うち、そういう求人出してませんけど……」

村上:「え、じゃあ“ジュリアナ支社”はどこ?」

鈴木:「存在しません。」


部長(小声で):

「彼は……俺たちの“黒歴史”が生んだ亡霊だ……」


村上:「御社の社風、エビちゃん系?それともアムラー寄り?」


鈴木:「時代が違いすぎてわかりません!!!!」








いかがでしたか?笑っていただけましたか?


バブル世代の“ジャージ”は、もはや戦闘服。

彼らにとっては「面接=クラブで声かけ」くらいのノリだったのかもしれません(笑)


彼の次の応募先は、たぶん「ボディコン再生プロジェクト推進室」あたりでしょう。

※なお、現実ではジャージでの面接は非推奨です。