【登場人物】
- **真理子**:結婚間近の女性。しっかり者だが時々クセ強の裏人格が出る
- **涼介**:真理子の婚約者。おっとりしているが動揺しやすい
- **市役所職員**:冷静なツッコミ役
【場面:市役所の窓口】
(婚姻届を手にワクワク顔で窓口に差し出す真理子と涼介)
**職員**:「はい、確認しますね……お名前は……え?」
**涼介**:「どうしました?」
**職員**:「奥様の署名欄に……『真理子☆無双』って書いてあります」
**真理子**:「……あ」
**涼介**:「あ?」
**真理子(裏人格)**:「フゥーッ!結婚生活?私が支配する!」(ガッツポーズ)
**職員**:「これ、本名じゃないですよね?」
**涼介**:「いや、あの……たまにこういうモードに……」
**真理子(裏人格)**:「涼介、洗濯物は色分けしろ。夜食はカップ麺禁止だ!」
**職員**:「あの、訂正印で直していただければ……」
(真理子、冷静な表情に戻り訂正印を押す)
**真理子(通常)**:「すみません、今の私のことは忘れてください」
**涼介**:「いや忘れられねぇよ」
いかがでしたか?笑っていただけましたか?
結婚は人生最大の契約――でも時々、契約書に“別の自分”が乱入してくること、ありませんか?(ない)
このコントを読んだら、あなたも婚姻届を書くときは裏人格の封印をお忘れなく…ペンを持つ手が暴走する前に!
