【登場人物】

  • ケンタ:30歳の会社員。片付けが苦手。
  • マサミ:ケンタの同級生。偶然遊びに来た。
  • 小学生時代のケンタ(文集内):未来を謎めいた言葉で書き残す。
  • 職場の上司(文集の内容に絡んでくる)。

【場面①:実家の押し入れ整理中】

ケンタ(ほこりまみれで)

「あー、懐かしい…小6の卒業文集だ。」


(パラパラとめくる)


ケンタ(読み上げ)

「『10年後、君はハゲるが、光り輝く場所に立っている』…

…おい!未来の俺ディスってるのか!?」


【場面②:さらにページをめくる】

ケンタ(驚き)

「『そして15年後、会社で“犯人探し”の会議に巻き込まれる』…」


(ちょうどスマホが鳴る)


ケンタ(電話に出る)

「えっ?社内で備品がなくなった?全員会議!?…嘘だろ。」


【場面③:マサミ登場】

マサミ(ケンタの文集を覗き込み)

「うわ、このページ見て!『30歳の君は、茶色い袋を持って逃げる猫を追いかける』って。」


(外から“ニャー!”という声)

(茶色い紙袋をくわえて走る猫が横切る)


ケンタ&マサミ(同時に)

「こわっ!!」

【場面④:最終ページ】

ケンタ(震える声で)

「最後のページ…『そして、この文集を読んだら——』…

え、ここから文字がかすれて読めない…!」


(マサミ、後ろを指差す)

「…ケンタ、その後ろ……」


ケンタ(振り返る)

「……(絶句)」

数日後のケンタのSNS投稿

「卒業文集、メルカリに出します。送料込。ノークレームノーリターン。」



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

卒業文集って、だいたい将来の夢や友達との思い出を書くものですが、

もしそこに未来の不気味な出来事まで書かれていたら——

もはやそれは「タイムカプセル」じゃなくて「予言書」です。

ただし、内容が当たりすぎると、怖くて一生読み返せません(笑)