【登場人物】
- ユウト:帰省中の大学生。昔ながらの祭りを楽しみにしていた。
- おばあちゃん:地元のベテラン踊り手。ラジカセ信者。
- DJ RENSUKE(れんすけ):町内会長の孫。やたら本格的なDJ。
- 子どもたち:EDMには無限に反応するエネルギー体。
【場面:田舎の神社の境内・夏祭りの夜】
ユウト(屋台の焼きそばを持ちつつ)
「いや〜この感じよ。提灯、金魚すくい、盆踊り…帰ってきたわ、夏。」
(盆踊りの準備が進んでいるやぐら。いつもの「炭坑節」が流れそうなムード)
おばあちゃん(頭に手ぬぐい)
「さあ、そろそろラジカセのスイッチ……」
DJ RENSUKE(ヘッドホン装着で登場)
「Yo yo yo〜!今年はちょっと新しさ、入れてみました〜!
いくぜ…“BON-ODORI BASS DROP 2025!!”🔥」
(突然、低音がドーン!!!神社が揺れるレベルのEDMがスタート)
ユウト
「おばあちゃん、それ違う“音頭”だ!!」
子どもたち(テンションMAX)
「イエーイ!YO!YO!ヨ〜ネスケ〜〜!!」
(※REN-SUKEコールが完全に定着)
おばあちゃん(困惑)
「えっ…これどこで手拍子入るの?…あ、今の“ドロップ”って何!?土俵のこと!?」
DJ RENSUKE(盛り上げる)
「みんな!踊りの振付?気にすんな〜!ビートに魂乗せろ〜!!」
ユウト
「いや振り付けが一番大事なんよ、盆踊りって!」
【場面:やぐらの周囲、踊り手たちのカオス】
- おじいちゃんが腰を振りながらサイリウムを回す
- 町内会ののぼり旗がレーザー演出で発光
- 祭り囃子が途中からフルオートリミックス化
- 太鼓担当の小学生がなぜかドラムセットに昇格
おばあちゃん(つぶやく)
「……でも、ビートに乗ったら腰痛が治ったわ。」
ユウト(ポツリ)
「盆と正月どころか、明治と令和が一緒に来た夜だった…」
いかがでしたか?笑っていただけましたか?伝統行事もアップデートの波からは逃げられません。
まさか盆踊りが**“ビートドロップ型健康法”**になるとは…
でも不思議とね、
「かっこよくないけど踊っちゃう」っていうのが、盆踊りの正体なんですよ。
たとえ曲がアブリル・ラヴィーンREMIX feat.炭坑節だったとしてもね。
