【登場人物】
- ケンタ:悩めるサラリーマン。優柔不断が服を着て歩いてる。
- 占い師・麗星(レイセイ):やたら声が良くて説得力ありすぎる系。しかも美人。
- 親友タカシ:ツッコミ担当。現実派。眼鏡が口より先に動く。
【場面:路地裏の占いブース】
(ケンタ、仕事帰りにふらりと入る)
ケンタ「最近うまくいかなくて…転職しようか悩んでて…」
麗星「…出てるわ。“南東の風”。それは“変化”の兆し」
ケンタ「南東の風!?天気!?」
麗星「あなた、いま“カリスマ欠乏症”よ」
ケンタ「それ初耳なんですけど!?医者に言われたことない!!」
【場面②:どんどん決断を任せ始めるケンタ】
(数日後、また占いへ)
ケンタ「今日、ランチ何食べればいいですかね?」
麗星「カレー。辛口で」
ケンタ「ですよね。昨日は“納豆は東北の象徴だから避けろ”って言われましたもんね」
(さらに数日後)
ケンタ「彼女にプロポーズしようと思うんですが…日取りは…?」
麗星「彼女とは別れなさい。“前世で飼ってた文鳥”と相性が悪いわ」
ケンタ「うちの彼女、“鳥顔”って言われてたんですよ……うわぁああ当たってるぅぅぅ!!」
【場面③:親友タカシ登場】
(カフェにて)
タカシ「お前さ、最近全部“占い師が言ってたから”で動いてない?」
ケンタ「うん、でもマジで当たるんだって。“ラーメン食べたら転機来る”って言われた翌日、トイレに3回行ったし」
タカシ「それはただの胃腸の反応だよ!!」
ケンタ「次は“12月に魂の引っ越しがある”って」
タカシ「もう怖いよ!!どこ引っ越すんだよ魂って!!」
【場面④:ついに“占い師プラン”発表】
(麗星のもとへ通うケンタ)
麗星「来年から“私の経営する宿坊”で働きなさい。“宿命的”にぴったりなの」
ケンタ「え…?今の仕事、辞めて?宿坊?…っていうか“宿命”で就職するの!?!?」
麗星「あなたには“下駄の並べ方”に特別な才能があるのよ」
ケンタ「それ評価軸どこ!?!?」
【ラスト:目覚めるケンタ】
(財布の中、ポイントカードが“麗星10回達成・金色カード”に)
ケンタ「あれ…俺、人生相談してたはずが…人生そのもの、レンタルしてた?」
(通帳残高:2,480円)
ケンタ「俺の“未来”、先払いしすぎたぁぁぁぁ!!」
いかがでしたか?笑っていただけましたか?
“占い”って、背中を押してくれる存在のはずなのに、
押されすぎて“そのまま乗っ取られた感”すごかったですね。
みなさん、人生のハンドルは自分で握りましょう!
じゃないと、“文鳥と元カノの相性”で別れる羽目になりますよ。
