【登場人物】


  • ショウゴ:地方議会選挙に立候補中の真面目系候補者。元・軽音部。
  • サオリ:ショウゴの元カノ。別れた理由は“将来が見えなかった”。
  • ウグイス嬢:プロ。混乱しても声のトーンはブレない。



【場面:駅前の街頭演説・午後3時】


(ショウゴが演台に立ち、まじめな表情でマイクを握る)


ショウゴ「みなさんこんにちは!私は“生活者目線”でこのまちを――」


(その瞬間、人混みをかき分けて現れる女性の姿)


サオリ「あんた、将来のことちゃんと考えるようになったの!?!?」


ショウゴ「えっ!?サオリ!?!?」




【場面②:演説そっちのけで修羅場スタート】


サオリ「私が別れたとき、“夢はギター一本で世界へ”って言ってたじゃん!」


ショウゴ「いや、それからちゃんと“マニフェスト”書いたんだよ!!」


サオリ「“夢をかたちに”って、そのキャッチコピー、当時私が言ったやつだよね!?!」


ウグイス嬢(冷静に)「ただいま、元恋人による政策のクレジット問題が発生しております…」




【場面③:支持者とスタッフもザワつく】


通行人「あの人、本物の元カノ?ステマ?」


スタッフ「予定にない“公開破局ドキュメンタリー”になってるぞ…!」


(ショウゴ、必死に笑顔)


ショウゴ「皆さん、私は“隠し事のない政治”を掲げています!!この修羅場も、まさに透明性の証です!!」


サオリ「うまくまとめんな!!」




【場面④:まさかの展開】


(サオリ、突然ウグイス嬢に交代)


サオリ(マイク)「候補者・ショウゴは、寝坊癖あり、料理は袋ラーメン限定、デートは基本“ポイント2倍の日”狙い!それでも…少しずつ、変わったと思います!」


ショウゴ「えっ、急に応援してくれてるの!?!?」


サオリ「ま、将来は見えないけど、“街の未来”なら見えてきたわね」


(そのまま拍手が起きる)




【ラスト:選挙カーにて】


(ショウゴが乗り込むと、助手席にサオリが)


ショウゴ「え、なんで乗ってるの?」


サオリ「ウグイス嬢、今日から“私”だから」


ショウゴ「完全に“復縁ドライブ”じゃん!!!!」


いかがでしたか?笑っていただけましたか?

演説の天敵、それは“ヤジ”じゃなくて“元カノ”。

過去の恋愛がマニフェストに反映される時代、もう怖いものはありません!