【登場人物】
- カオリ:仕事帰りのOL。疲れた夜にコンビニ寄っただけ。
- 店員ユウト:詩人魂が炸裂している。レジは一応打てる。
- 店内放送:妙にノリがいい。
【場面:深夜のコンビニ。静かなBGMが流れる】
(カオリがレジに商品を持って並ぶ)
カオリ「すみません、これお願いします…(おにぎり、チョコ、栄養ドリンク)」
(レジの店員ユウト、スキャンしながら突然つぶやく)
ユウト「“おにぎり”――
それは、今日一日を丸めた記憶のかたまり…」
カオリ「…え?」
ユウト「“チョコレート”――
あなたの疲れに、静かに語りかける茶色い囁き…」
カオリ「商品説明がポエムなの!?!?」
【場面②:さらに続く詩的レジ】
ユウト「“栄養ドリンク”…
眠らぬ街の涙に、カフェインの焔を注ぐ者…」
カオリ「いやそれただのリポD!!なんでバトル系になってんの!?」
(レジ音:ピッ、ピッ、詩)
【場面③:会計時】
ユウト「合計は、847円。
…あなたの今日に、価値はつけられませんでしたが、数字で言えば、そうなります」
カオリ「ええ!?値段の通知まで詩!?!?」
(後ろの人たちもザワザワ)
【場面④:袋詰めも詩的】
(ユウト、袋に入れながら)
ユウト「この袋はただのビニール袋ではありません…
あなたの夜を包み込む、小さな宇宙です」
カオリ「もうやめて!!商品が哲学の教材になってるから!!」
【場面⑤:店を出るカオリ】
(自動ドアが開く)
店内放送「本日も“ことばのコンビニ”をご利用いただき、ありがとうございました」
カオリ「どこブランド!?!?!」
(遠くでユウトの声)
ユウト「…“またお逢いしましょう、明日という詩の中で”」
(エンディングSE:ポエム風ピロリ〜ン♪)
いかがでしたか?笑っていただけましたか?コンビニって、日常の最前線――でもそこに詩人が立ってたら世界観が激変します。
でも不思議と、ちょっと心に沁みるんですよね。
次からおにぎり買うたびに「これは…今日の記憶か…」って思うかもしれません。
