【登場人物】
- ミホ:ちょっと抜けてるOL。普段から忘れ物が多い。
- 警察官:マジメだけど内心ツッコミ強め。
- 刑事:ベテラン。たまに詩的な発言をする。
- 周囲の人たち:ザワつく人々。
【場面:交番内・忘れ物コーナー】
(ミホが警察署に駆け込む)
ミホ「すみません!バッグを忘れてしまって…昨日の電車で…」
警察官「はい、お名前は?」
ミホ「田中ミホです!」
警察官「……少々お待ちください」
(奥に引っ込む警察官)
【場面②:奥から戻ってくる警察官、表情が微妙】
警察官「えっとですね…こちら、“田中ミホさんご本人”…届いてます」
ミホ「はい?」
警察官「“本人の忘れ物”として。こちらです」
(机の上に、等身大パネルのミホが立てられる)
ミホ「なにこれ!?」
警察官「駅員さんが“ベンチに5時間ずっといた”ってことで、“忘れ物扱い”されたそうです」
ミホ「いや、私そんな…置いてく感じの存在感!?!」
【場面③:記録を見ると…】
(記録票にはこう書かれている)
忘れ物:女性1名
特徴:無言で座り続けていた
状態:ほぼ動かず、まばたきは確認済み
コメント:存在があまりにも“物静か”すぎて「看板かと思った」
ミホ「看板て!!生身の人間が“無音すぎて物扱い”されてんのやばいでしょ!」
【場面④:刑事登場】
刑事「…人生ってのは、“気づかれないほどに静かな日”もあるもんだ」
ミホ「いや詩的にまとめないで!!私、リアルに“遺失物扱い”されてたんですから!!」
警察官「一応、忘れ物番号はこちらです。“No.274 自分”」
ミホ「番号シュールすぎる!!」
【ラスト:忘れ物返却のサイン中】
(ミホ、書類にサインしながら)
ミホ「これもう“自分を取り戻す”って意味でもあるな…」
警察官「いい言葉ですね。SNSでバズりそう」
刑事「ハッシュタグは“#忘れ物は私です”だな」
