登場人物:


  • 国民代表・マサル(庶民代表。主婦の夫。現金主義)
  • 妻・ヨウコ(冷静で現実派)
  • 自民党候補・セキグチ(選挙モード全開)
  • 謎の声(内なるツッコミ)



(駅前の演説会場。候補者が声高に叫ぶ)


セキグチ候補「皆さま!今回の参院選、我々自民党は――国民お一人あたりに、2万円の一律給付をお約束いたしますッ!」


マサル(ガバッと起きる)「2万!?現金で!?キャッシュで!?!?」


ヨウコ(冷静)「落ち着いて。まだ“お約束”の段階よ。届くとは言ってない」


マサル「でもよ、でもよ、俺たちも2人家族だから……4万円!?…夢が広がるじゃん?」


謎の声(脳内)「それ、選挙終わったら“検討します”になるやつや…」




(後日、選挙後)


マサル(テレビを見ながら)「“景気を見極めた上で柔軟に対応”?…なにこれ、文章のヨガ?」


ヨウコ「だから言ったじゃない。“お約束”は“確定”じゃないの」


マサル「じゃあ俺の夢のエアフライヤーは…!?2万円で揚げ物革命するはずだったのに…!」




(選挙ポスターの前で)


セキグチ候補(ポスター)「届けます、あなたに。未来と2万円。」


マサル「届けてないじゃん未来も金も!!」




ナレーション:

「“選挙前”に言われる“お金の話”は、

“夢の通帳”に記帳されるだけのことがある。」



いかがでしたか?笑っていただけましたか?

選挙になると急に飛び出す「給付金」や「現金バラマキ」の公約。

そんな“聞こえのいい言葉”に、毎回ワクワクしながらもどこかで「いや、どうせ…」と思ってしまう――

このコントは、そんな私たちの“期待と諦めの狭間”をコミカルに描きました。


2万円という絶妙な金額。夢は広がるけど、現実はシビア。

そのギャップがもはや風物詩のようになっていること自体が、ちょっと悲しくて、でも笑えてしまう。


政治に対する「ちょっと距離をとった笑い」。

それがこのネタの狙いです。