登場人物:


  • 黒田議員(ベテラン政治家。失言癖がある)
  • 秘書・佐藤(超有能。常に胃が痛い)
  • 記者たち(複数。取材中)



(国会議員会館の会見場。記者が集まる中、黒田議員が登壇)


秘書・佐藤(小声)「議員…お願いですから今日は、余計なことは言わないでくださいね」


黒田議員「わかってるよ佐藤くん。今日は“慎重に発言する”ってTシャツまで着てきたんだから」


(記者から質問)


記者A「今回の増税について、ご意見をお願いします」


黒田議員「はい、これはですね…えー…“庶民にはちょうどいい痛み”というか…」


佐藤(即ツッコミ)「ちょっと待ったあああああああ!!」


(場が騒然)


佐藤(小声)「なぜ“余計なひとこと”を毎回ぶち込むんですか…」


黒田議員(こっそり)「いや…なんかこのマイクの前に立つと、体の中の“失言スイッチ”が入っちゃうんだよねぇ…」


(背中をポンと押すように、どこかから“ピッ”という音)


黒田議員(目が光る)「それにですね、保育士の給料なんて…“やりがいで補えば”いいと私は——」


佐藤(崩れ落ちる)「ああ…また失言AIモードに入った…!」




(会見後、控室)


佐藤「…議員、もしやマイクの電波で操られてるとか、宇宙人に乗っ取られてるとか、何か…?」


黒田議員「いや違うよ。正直に言うとね……ちょっとウケ狙っちゃうんだよな」


佐藤「バラエティじゃないんですから!!」




ナレーション:

「なぜ政治家は失言するのか?

──たぶん、そこに“マイク”があるから。」


いかがでしたか?笑っていただけましたか?

「どうして政治家は、あんなに何度も“うっかり”を繰り返すのか?」

そんな素朴な疑問から生まれたコントです。


もちろん実際は緊張や価値観のズレ、言葉の選び方の難しさなど、いろんな背景があるはずですが、今回は“もし身体に『失言スイッチ』がついていたら?”という完全にフィクションな笑いに振り切ってみました。


見た目は真面目、中身はカオス。

政治とバラエティの境目が薄くなった時代だからこそ、あえて笑いにしてみることで、逆に「言葉の重み」を考えるきっかけにもなれば嬉しいです。