【登場人物】


  • 候補者A(まじめ):教育・福祉に真剣な中堅議員
  • 候補者B(目立ちたがり):パフォーマンス重視の新人候補
  • 有権者タナカさん:おだやかな70代男性
  • 有権者マリカ:SNS世代の大学生




【場面①:商店街・選挙演説会場】


候補者A(演説中):

「子育て支援の充実、年金制度の安定、そして地方再生が今回の――」


候補者B(割って入る):

「皆さん、私はまず“ゆるキャラ税廃止”を掲げて戦います!」


観衆(ざわつく):

「えっ…ゆるキャラ税ってあったの?」


候補者B(キラリと笑って):

「いえ、ありません!でも、そう聞いたら一瞬気になりますよね?」


候補者A(呆れて):

「…争点、どこ行った…?」




【場面②:街頭インタビュー】


記者:「今回の参院選、争点は何だと思いますか?」


タナカさん(考え込んで):

「うーん…物価高とか、年金とか、色々あるけど…最近チラシに“イケメン候補特集”ってあってな」


記者:「それ、政策よりビジュアル…?」


マリカ(スマホ見ながら):

「争点って、“バズるワード”ですか?“炎上力”のほうが大事っぽい」


記者:「みんな、真面目に話してぇぇぇ!」




【場面③:選挙カーの中】


候補者A(うなだれて):

「本当の争点は…『どう暮らしを良くするか』なのに……」


ウグイス嬢:「はいっ!次、“自撮りOKスポット”でーす!」


候補者A:「だからそれ誰が決めた争点だよ!?」




【ラスト】


ナレーション(静かなトーンで):

「争点は…どこへ消えたのか。誰が消したのか。次の投票用紙、その答えがあるかもしれません。」


(画面の下に「※個人の感想です」)

いかがでしたか?笑っていただけましたか?

選挙になると聞こえてくる、にぎやかなスローガンと威勢のいい演説。

でも、ふと立ち止まると「で、肝心の争点って何だったっけ…?」と迷子になること、ありませんか?

なお、争点を探していた有権者は、最後には投票所で“空気”を読みました。これぞ日本式デモクラシー。(笑)

^_^