【登場人物】

  • ケンタ:30代後半。婚活歴5年目。プロフィール詐称癖あり
  • エリ:30代前半。ハイスペ希望だが最近“妥協”の2文字が気になり始めた
  • 主催者:やたら元気な司会者。変なテンション



【場面①:婚活パーティー開場】


主催者(満面の笑みで):

「みなさま〜ようこそ『理想の出会いスペシャル』へ〜✨出会いは勢い!プロフィールは…まぁ参考程度に♡」


ケンタ(スーツ姿で決め顔):

「ふっ……年収は800万に盛ったが、バレないだろう…どうせ5分の会話だ」


エリ(心の声):

「プロフィールに“趣味:読書”って書いてる男、99%読んでない説…検証してやる」




【場面②:第一印象トークタイム】


ケンタ:「えー、趣味はですね、えーと…カミュ?…とか読みますね」


エリ:「えっ、“異邦人”ですか?じゃあ、“ムルソー”の最期の心境ってどう思いました?」


ケンタ(目が泳ぐ):「……あ、カミュって…あの、えっと…格闘家じゃなかったっけ?」


エリ:「帰ります。」




【場面③:別のテーブル】


主催者:「はいっ!では次は“理想の休日の過ごし方”を3秒以内で言ってください!」


参加者一同:「海!」「映画館!」「寝たい!」「一人がいい!!」


主催者:「はい、個性出た〜〜!!」


ケンタ(小声で):「もう“個性”とかいいから…親が泣かない相手に出会いたいだけなんだ…」




【場面④:終了後の立ち話】


エリ:「正直、“普通の人”ってもう都市伝説よね」


ケンタ:「“ちょっといい人”もレアカード…」


エリ:「課金しないと出会えない時代だな」


ケンタ:「でも今日、地味に一番会話続いたの…あなただったかも」


エリ:「じゃあ……プロフィール、盛ってたの、何項目?」


ケンタ:「全部。」


エリ:「うん、次行こう。」


いかがでしたか?笑っていただけましたか?

婚活パーティーって、ちょっとした“人間交差点”ですよね。

理想、現実、見栄、焦り、そして少しの勇気

誰もが“自分なりの事情”を抱えながら、今日もドリンク片手に自己紹介しています。なお、最初にカップル成立したのは、主催者とケータリングのスタッフだったとか。(笑)

^_^