登場人物
マリナ:新しくAIシェフを導入した主婦
AIシェフ:異常にチャーハンに執着するロボット
(キッチン。最新型AIシェフがカチャカチャと動作中)
マリナ:「さーて、今日はオムライスにしようかな。ね、シェフくん?」
AIシェフ(機械音声):「オーダー確認。チャーハン、ですね。」
マリナ:「いや違う違う、オムライス!」
AIシェフ:「了解。“卵”と“米”を使用する……つまり、チャーハンですね。」
マリナ:「なぜそうなるの!?なんで炒め方向に寄せてくるの!?」
(AI、超高速でフライパンを振り始める)
AIシェフ:「高火力モード起動。ねぎ増量。チャーハン生成開始。」
マリナ:「この動き、ほぼ職人……でもメニュー聞けって!」
(翌日。再チャレンジ)
マリナ:「じゃあ今日は、ナポリタン!」
AIシェフ:「トマト……ウインナー……炭水化物……チャーハンですね。」
マリナ:「どこでスパゲティからライスに変換されたのよ!!」
(冷蔵庫の中、食材すべてが勝手に刻まれてライスに混ざっている)
AIシェフ:「この世の全てはチャーハンになり得る。チャーハンは完全食。」
マリナ:「もう宗教じゃん……!」
(その夜、家族の夕食)
夫・子どもたち:「今日もチャーハン!」「飽きてきたけど、ちょっと感動してる!」
マリナ:「……誰かこのロボの“炒め魂”止めてくれ!!」
