登場人物
マサル:庶民派・ごはん大好き男子
コメザワ:擬人化された“政府備蓄米”
ナレーション:説明しがちな声
(食卓、炊飯器をのぞきながら)
マサル:「……また米が少ない。スーパー行ったら高くて手が出なかった…」
(ふと空を見上げて)
マサル:「政府備蓄米よ!早く我が食卓に降りてきてくれぇぇぇ!!」
(突然、天井から“お米スーツ”を着た人物が降りてくる)
コメザワ:「呼んだかい、庶民よ。」
マサル:「え、誰!?しゃべる!?粒立ってる!?!?」
コメザワ:「私は政府備蓄米。倉庫に長く眠る者。いわば、“レア米”だ。」
マサル:「レアでなくていい!今すぐ常連になってくれ!!」
コメザワ:「私には“備蓄としての誇り”がある。そう簡単には出荷されんのだ…」
マサル:「こっちは財布の備蓄がないのよぉぉ!」
ナレーション:「※政府備蓄米は主に非常時や市場の安定目的で使用されます」
マサル:「今が非常時でなければいつなんだ!?俺の茶碗は崩壊寸前だぞ!!」
コメザワ:「(グラリ…)……わかった。少しだけ流通に協力しよう…ただし条件がある。」
マサル:「なんでも言ってくれ…!米さえくれば!」
コメザワ:「私を、ありがたく炊いてくれ。」
マサル:「任せろ!三合炊きでふっくら仕上げてやる!!」
(おわり)
