登場人物
ヒロト:特撮オタクの青年
ミナ:冷静な友人
(公園のベンチにて、スマホでウルトラマン鑑賞中)
ヒロト:「おいおいおい、まただよ!なんでまた格闘から入るの!?スペシウム光線撃てよ、最初から!!」
ミナ:「あーまたその議論?ウルトラマン、だいたいそれで怒られてるよね。」
ヒロト:「だって見てよ、この流れ!頭突きして、投げて、殴って、で、結局最後はスペシウム光線で終わりなんだよ!?じゃあ最初から撃てば3分もかかんないじゃん!」
ミナ:「そういうもんでしょ、ヒーローって。」
ヒロト:「いやいや、効率悪すぎ!ウルトラマンの光線=即死技なんだよ!?RPGで言えばラスボスにいきなりメガフレアぶっ放すくらいのやつ!」
ミナ:「でもそれじゃ物語にならないでしょ?“1話30秒で終わりました”っていうヒーロー番組、見たい?」
ヒロト:「…いや…まぁ…ちょっとだけ見たいかも。」
ミナ:「あ、でもウルトラマン側の事情かもよ。『最初に撃つと外したときダサい』とか。」
ヒロト:「それは…なんかリアルにありそうでやめて!!」
(ヒロト、ふと画面を見る)
ヒロト:「……あ、またやってるわ。怪獣の腕ひしぎ十字固め。」
ミナ:「やっぱプロレスやりたいだけなんじゃない?」
ヒロト:「ウルトラマン、実は見せたがり説。」
