【登場人物】

 ・恵美(えみ):真面目な大学生、両親は厳格。 

・母:昔から演劇は「高尚なもの」であるという価値観。

 ・父:渋い映画ばかり観るタイプ。


(恵美の部屋。ノートパソコンの前で泣いている)

恵美「……(鼻すすりながら)すごい……舞台って、こんなに心が動くんだ……。」

(母、部屋に入ってくる)

母「なに泣いてるの!?何観てるの?」

恵美「……吉本新喜劇……。」

母「(一瞬フリーズ)えっ……?」

恵美「初めて観たけど、すごくて……ギャグの合間にちゃんと感動できるし……辻本さん、演技上手すぎて……」

母「……吉本?大阪の?芸人の?」

恵美「うん。最初はふざけてるだけかと思ったけど、泣いた……私……新喜劇、感動したの……」

(父、後ろから登場)

父「……お前、演劇は文学座や無名塾だけ観てろって言っただろ……」

母「我が家にお笑いで感動する人間がいたなんて……もう、出ていきなさい!!」

恵美「えぇっ!?そんなに!?」

父「お前の感性は、我が家のポリシーに合わん……勘当だ……」

恵美「ちょ、ちょっと待ってよ!感動しただけで勘当!?」

母「感動するにしても『リア王』とかにして!!」

恵美「リア王の方が泣けないよ!!」

(間)

父「……でも、辻本さんは確かに上手いな……」

母「それは否定しきれない……」

恵美「え、えぇ……じゃあ、なんで追い出そうとしたの……?」

父母「(顔を見合わせて)……照れだな。」

(幕)



いかがでしたか?笑えましたか?

関西人の基本は

吉本新喜劇です!

必ず毎週土曜日の昼間にテレビで

観てましたよね。

懐かしい。

^_^