【登場人物】
・萌(もえ):おしゃれ大好きな女子大生。
・美咲(みさき):親友、冷静派。
(場面:夜、萌の部屋。床に座り込み、メイク道具に囲まれている萌が、顔を両手で押さえてパニック状態)
萌「えっ!?なにこれ!?全然違う!誰!?私!?」
(鏡の中の顔を見つめ、口をポカンと開ける)
萌「チーク入れすぎて、ドラァグクイーン通り越して、ただのりんご飴じゃん…!」
(慌ててティッシュでこすってみるが、顔面がさらに赤くなる)
萌「うわぁぁぁ!なんで落ちないのー!?新作って、長持ちしすぎぃーっ!」
(スマホを手に取り、美咲に電話)
萌「みさきぃぃぃ、助けて…!メイクが…メイクが…地獄!」
美咲(電話の向こうで)「またやったの?ちゃんと使い方読んだ?」
萌「説明書、英語だったの…雰囲気で塗った…」
美咲「雰囲気で顔作るな!顔はキャンバスじゃないんだよ!」
萌「違う!私は芸術作品…未完成の…」
美咲「未完成すぎるでしょ!その顔で外出るなら、通報されるよ?」
萌「お願い!明日ゼミあるの!この顔、仕上がる気しない…」
(と、部屋の棚からパタリと鏡が落ちてくる)
萌「ぎゃああああ!鏡すら拒絶!?」
(落ちた鏡に映った自分を見て、再びショック)
萌「……もう、寝てリセットする…」
(布団に倒れこむ萌、周囲に転がる化粧品たち)
【オチナレーション】 ナレーション「その夜、萌は夢の中でもメイクを失敗したという――。」
いかがでしたか?笑えましたか?
「メイク失敗」とかけて
「夜中のネット通販」と解く
その心は…
ノリと勢いでやったあと、冷静になると後悔します。
おあとがよろしいようで。
^_^
