【登場人物】 

遥香(はるか):20代後半の会社員。ネット通販ヘビーユーザー。


(場面:自宅のリビング。遥香が通販で買ったピンクのスリッパを見つめている)

遥香「……どう見ても、思ってたピンクじゃない。これ、“情熱的なマゼンタ”じゃん。私が欲しかったのは“やさしい桜色”なんだよ……」

(スマホを手に取り、返品手続きを始める)

遥香「返品理由、選択肢の中に“思ってた色と違う”は……あった!でも、それだけじゃ伝わらない……!」

(入力欄に書き込もうとするが、止まる)

遥香「いや待て、まさか“情熱的すぎたから”って書くのも変だよね?」

(考え込んでしまう)

遥香「“部屋のインテリアに合わなかったため”……これならまあ普通か。でも嘘はよくない。ここは正直に——」

(入力欄に真剣な表情でタイピング)

遥香「“思っていた桜色とは異なり、恋愛対象にしては刺激が強すぎる色合いでした”……いや、誰が恋愛対象だよ!!」

(自分でツッコミながら、結局無難に「思っていた色と異なるため」と記入)

遥香「人に返品理由聞かれるだけでこんなに悩むとは……通販、奥が深い……」

(フェードアウト。画面に“返品申請完了”の表示)

【終】



いかがでしたか?笑えましたか?

通販での返品って面倒ですよね。

私は不良品でも返品手続きが面倒なので

そのままにしてしまうことも多々あります。

結局はその商品いらんかったんかーーい。

^_^