登場人物: 

・早紀(さき)……パン屋に来た女性。ちょっと天然。

 ・店員さん……優しいがツッコミ気質の店員。


(舞台はおしゃれなパン屋の店内。ショーケースにずらりと並ぶ美味しそうなパン)

早紀「わぁ〜、どれも美味しそう……。あ、これください!」

店員「はい、こちらは“パン・オ・ショコラ”ですね」

早紀「……え?パンの……お、ショコラ?お……忍者みたいですね!」

店員「忍者じゃありません。“お”はフランス語の“au”で、チョコレートのパンって意味です」

早紀「そ、そうなんですね!じゃあ、こっちの“クロワ……サーン?”もお願いします!」

店員「“クロワッサン”ですね。ちょっとのびちゃいましたね」

早紀「すみません、全部フランス語が呪文に見えてきました……」

店員「大丈夫ですよ、最初は皆さんそうですから」

早紀「じゃあ、これも……えーと、“カレーパン”!」

店員「おっ、日本語きましたね!安心感ありますね」

早紀「読めるって、すばらしい!」

(ナレーション) 『パンの名前は異国のロマン。でも読めるのもまた、幸せ——』

店員「ところで“パンドミ”はいかがですか?」

早紀「……それも呪文ですね」

店員「慣れた頃には、きっとパンソムリエです」

(ふたり、笑い合う)



いかがでしたか?笑えましたか?

横文字が溢れる社会ですが、

カタカナはしっかり発音したいですね。

パンはアンパンを指名してれば大丈夫ですかね。

^_^