登場人物

  • 田中(日本人・通訳担当)

  • マイク(外国人ビジネスマン)

  • 鈴木(上司)


(シーン:国際商談の会議室。田中が最新の自動翻訳機を手にしている)

鈴木「田中くん、今日の通訳よろしく頼むよ。最新の翻訳機、使えるんだろ?」

田中「はい、これがあればもう完璧です!」

(マイクと握手する田中。翻訳機ON)

田中「本日はお会いできて光栄です。」

翻訳機「I am honored to meet your goat.(私はあなたのヤギに会えて光栄です)」

マイク「……Goat?」

鈴木「……いきなりファーム感すごいな」

田中「いや、もしかして“GOAT(Greatest Of All Time=史上最高の人物)”って言いたかったんじゃ…でも機械が“goat=ヤギ”って訳したっぽいですね…」

鈴木「そりゃ誤解されるわ!」

田中「すみません、設定ミスかも……(調整)」

田中「わが社の技術は業界でもトップクラスです。」

翻訳機「Our technology is the king of cooking.(我が社の技術は料理界の王様です)」

マイク「料理!?あれ?これレストラン業界の話だったっけ?」

鈴木「いや違う!ややこしい誤訳やめてくれ!」

田中「次は慎重に……。長く良好な関係を築いていきたいと考えています。」

翻訳機「We want to build a long and delicious relationship.(私たちは長くて美味しい関係を築きたい)」

マイク「Delicious!? This is getting weird…(美味しい!?なんか変になってきたぞ…)」

鈴木「食べられる気がしてきた……」

田中「ああ、もう!次からは人力でやります!」

翻訳機(勝手に)「I quit. Good luck, humans.(やーめた。あとは人間で頑張れ)」

佐藤「翻訳機、最後に自我芽生えた!?」

(暗転/終了)



いかがでしたか?笑えましたか?

翻訳する場合の言葉のニュアンスは、

その場の状況や雰囲気も加味しないと難しいですね。

でもAIが進化していくとそれも可能かと思わせてくれますね。^_^