以下は、お雑煮プロジェクトの主催者で、自転車で日本一周をしている水野誠人さんのレポートです。
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10月22日(土)の午後3時、東日本大震災チャリティーコンサートが始まりました。
僕はビデオ係として、3脚にビデオを載せて、撮影していました。
トップバッターは、「HAPPY愛LANDS」の皆さん。
福島から米沢に避難してきたお母さんとお子さんが中心になって結成された合唱団です。
噂には聞いていましたが、実際に聴ける!ということで、
始まる前からドキドキワクワク。
オリジナルも含め、3曲の歌が披露されました。
精一杯、声を張り上げている男の子、はにかんでいる女の子、
ハリのあるよく通る声で歌を奏でるお母さん、
小さな子の対応に追われ、歌うことに集中できないお母さん・・・。
歌い手たちの様々な歌声が、絶妙なハーモニーを作り出していました。
避難先での不安・混乱の中から、新しい希望を作り上げていく力強さを感じました。
もっと練習をし、もっともっと心をひとつに合わせれば、きっと人々に元気と勇気と感動を運ぶ素晴らしい合唱団になるだろうと、強く感じました。
次に登場したのは、兵庫県の西宮から応援にやってきた
「しんがぁそんぐらいたぁ oshina」さんとゆかいな仲間たち(?)。
oshinaさんは、兵庫県の西宮を中心に活動している歌手であり、
ラジオDJであり、詩人でもあり・・・。いろんなことに挑戦しているマルチタレントです。
一番初めの歌は、「完全夢決(かんぜんむけつ)」。
この歌は、Oshinaさんが人生で最も落ち込んでいた時期、その苦しい思いを歌詞に込めて作った歌だそうです。
語りかけるようなその歌は、津波や原発事故のために
避難を余儀なくされている方たちの胸に深くしみこんだようです。
数曲歌ったあとに、今回助っ人としてOshinaさんと共に参加していた「カトゥカフェ」さんのライブが始まりました。
人柄に似合わず(?)パワフルな歌声で、ノリノリのリズム感のある歌を歌っていました。
被災者への心のこもったトークの直前に、ビデオテープが切れてしまったのが残念・・・。
カトゥカフェさん、ごめんなさい・・・。
中盤はガラッと一転して、バラエティーショータイム(?)。
大きな赤い蝶ネクタイに、キラキラ光るコテコテの衣装を来たOshinaさんが、
「バスの運転手」や「ビールちょうだい」を歌いました。
何といっても圧巻は、目の前最前列に座っていたお母さん。
拍手や手拍子がすごいのでかなり目立っていましたが、
この時はOshinaさんの隣にしゃしゃり出てきて、いや、Oshinaさんの呼びかけに応えて、
ダンスに仮装にと大はしゃぎ。
この場を大いに盛り上げていました。僕も大笑い。
暗い気分を吹き飛ばすエンターテイナーです。まいりました。
Oshinaさんが考えた「大は小より臭い!」などのネタを、
観客ひとりひとりが前に出てきて読み上げるコーナーでは、
Oshinaさんと皆さんの掛け合いが絶妙で、本当に楽しそうでした。
会場全体がひとつになった瞬間でした。
次に登場したのは、「進藤久明withたつのすけ」の2人組。
ギターがメインの進藤久明さんと、アコーディオンやピアノがメインのたつのすけさん。
2人とも爽やかで、歌もテクニックも、めちゃくちゃうまくてすごかったです。かっこいい!
ラストに、Oshinaさんが歌った「ほんとにありがと。」もリアルな感情がこもった、
しっとりとしたいい歌でした。
「子供は親を選んでわざわざ生まれてきてくれたんだ。」という言葉に、
子供を慈しむ親の愛情を感じました。今のところ、僕にはわからない愛情です。
でも、すごい共感。子供は宝物ですね。
Oshinaさんは、よく「歌が降りてきた。」と言っていました(不思議少女??)。
何か、楽しいこと、悲しいこと、辛いことなどがあると、
その思いを歌として、自然に表現しているんだなぁ。
と感じました。
そして、コンサートは終了。
あっという間の2時間半でした。
皆さん、これからも頑張ってください。
おしょうしな(ありがとうございました)!
--
水野誠人
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10月22日(土)の午後3時、東日本大震災チャリティーコンサートが始まりました。
僕はビデオ係として、3脚にビデオを載せて、撮影していました。
トップバッターは、「HAPPY愛LANDS」の皆さん。
福島から米沢に避難してきたお母さんとお子さんが中心になって結成された合唱団です。
噂には聞いていましたが、実際に聴ける!ということで、
始まる前からドキドキワクワク。
オリジナルも含め、3曲の歌が披露されました。
精一杯、声を張り上げている男の子、はにかんでいる女の子、
ハリのあるよく通る声で歌を奏でるお母さん、
小さな子の対応に追われ、歌うことに集中できないお母さん・・・。
歌い手たちの様々な歌声が、絶妙なハーモニーを作り出していました。
避難先での不安・混乱の中から、新しい希望を作り上げていく力強さを感じました。
もっと練習をし、もっともっと心をひとつに合わせれば、きっと人々に元気と勇気と感動を運ぶ素晴らしい合唱団になるだろうと、強く感じました。
次に登場したのは、兵庫県の西宮から応援にやってきた
「しんがぁそんぐらいたぁ oshina」さんとゆかいな仲間たち(?)。
oshinaさんは、兵庫県の西宮を中心に活動している歌手であり、
ラジオDJであり、詩人でもあり・・・。いろんなことに挑戦しているマルチタレントです。
一番初めの歌は、「完全夢決(かんぜんむけつ)」。
この歌は、Oshinaさんが人生で最も落ち込んでいた時期、その苦しい思いを歌詞に込めて作った歌だそうです。
語りかけるようなその歌は、津波や原発事故のために
避難を余儀なくされている方たちの胸に深くしみこんだようです。
数曲歌ったあとに、今回助っ人としてOshinaさんと共に参加していた「カトゥカフェ」さんのライブが始まりました。
人柄に似合わず(?)パワフルな歌声で、ノリノリのリズム感のある歌を歌っていました。
被災者への心のこもったトークの直前に、ビデオテープが切れてしまったのが残念・・・。
カトゥカフェさん、ごめんなさい・・・。
中盤はガラッと一転して、バラエティーショータイム(?)。
大きな赤い蝶ネクタイに、キラキラ光るコテコテの衣装を来たOshinaさんが、
「バスの運転手」や「ビールちょうだい」を歌いました。
何といっても圧巻は、目の前最前列に座っていたお母さん。
拍手や手拍子がすごいのでかなり目立っていましたが、
この時はOshinaさんの隣にしゃしゃり出てきて、いや、Oshinaさんの呼びかけに応えて、
ダンスに仮装にと大はしゃぎ。
この場を大いに盛り上げていました。僕も大笑い。
暗い気分を吹き飛ばすエンターテイナーです。まいりました。
Oshinaさんが考えた「大は小より臭い!」などのネタを、
観客ひとりひとりが前に出てきて読み上げるコーナーでは、
Oshinaさんと皆さんの掛け合いが絶妙で、本当に楽しそうでした。
会場全体がひとつになった瞬間でした。
次に登場したのは、「進藤久明withたつのすけ」の2人組。
ギターがメインの進藤久明さんと、アコーディオンやピアノがメインのたつのすけさん。
2人とも爽やかで、歌もテクニックも、めちゃくちゃうまくてすごかったです。かっこいい!
ラストに、Oshinaさんが歌った「ほんとにありがと。」もリアルな感情がこもった、
しっとりとしたいい歌でした。
「子供は親を選んでわざわざ生まれてきてくれたんだ。」という言葉に、
子供を慈しむ親の愛情を感じました。今のところ、僕にはわからない愛情です。
でも、すごい共感。子供は宝物ですね。
Oshinaさんは、よく「歌が降りてきた。」と言っていました(不思議少女??)。
何か、楽しいこと、悲しいこと、辛いことなどがあると、
その思いを歌として、自然に表現しているんだなぁ。
と感じました。
そして、コンサートは終了。
あっという間の2時間半でした。
皆さん、これからも頑張ってください。
おしょうしな(ありがとうございました)!
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水野誠人