こんにちは!
ちょっとしたきっかけで動きが変わることを知っている
明石市大久保町 まる福整骨院 院長、福家(ふくいえ)です。まる福の自己紹介
「前にかがもうとすると腰が痛くて…」
という悩みのTさん。
どうすれば痛いのか、実際に動いてもらいました。
はーなるほどね。そりゃ痛いよ。
じゃあ〇〇して、もっかいやってみてって言って動いてもらったら
「あれ?痛くない」
お悩みは無事解決しました。終わり。
で、終わっちゃうと問題解決ブログにならないので続きます。
この「〇〇してから前屈して」の〇〇に入るのが何かわかりますか?
ヒントは
「てこ(第1のてこ)」です。
正解は 「お尻を後ろに引いてみて」でした。
第1のてこ(シーソーと同じ)で考えたらわかりやすいけど、力点ー支点が短くて、支点ー荷重点が長いと、それだけで力点にかかる負担が大きくなります。
腰でいうと、力点が腰の筋肉、支点が腰椎(背骨)、荷重点が上半身なので、力点である腰の筋肉や支点である腰椎にかかる負担が大きくなるということです。
ということは、力点ー支点の距離と、支点ー荷重点の距離をなるべく同じにすれば、力点の腰の筋肉や支点の腰椎にかかる負担は減るということ。
それを実際にしたのがこう。
お尻を後ろに引くことで、支点が腰から上半身の真ん中へと移動し、力点ー支点ー荷重点の距離が同じくらいになりました。
そのため、腰の筋肉や腰椎への負担が減り、無理なく前かがみができたわけです。
よく顔を洗うときは膝を曲げて腰をかがめましょうっていうのも同じ仕組みです。
膝を曲げて腰をかがめることで、さらにお尻を引きやすくして、力点ー支点ー荷重点の距離を近くしているわけです。
動き方の理屈がわかれば、意識が変わることも多いですよね。
腰に不安がある人は、最初は意識してお尻を引くようにかがむようにしてください。
慣れてくれば自然と無意識にできるようになりますよ。
ぜひ参考にしてください!
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