これがほんまの水増し疑惑? | マルフジノート

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SALVE!(ようこそ)

 こんな記事を見た。

なんでも中国で落差314mの滝の水源に水道パイプが見えると!

 

 

おそらく昔はそうだったんだろうけど最近の地球温暖化で水が少ない時に観光客が来て滝がなければ残念だろうと思うエンターテイメント化した気持ちを何故汲まない(笑)

 

因みに日本にも同じようなものが有る。

京都、大覚寺名古曾滝跡である。

 

(名古曾滝

 

「滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ」

 

今、NHK大河「光る君へ」でも登場する藤原公任が詩にした滝、その公任君が平安時代にすでに枯れていた歌っているはずなのにその滝の石組から水が流れている。

 

(名古曾滝

 

石組まで近づいて、よ~く目を凝らして水源を見ると岩陰にパイプが見える!

 

 

しかしこちらは「滝跡」と書いてあるので嘘は言っていない。

この一字で滝跡に昔の様に水を流して再現していると読み取れるのでこれは納得!

「一字違いで大違い」とはまさにこの事である!

 

因みにこの滝の音がバックグラウンドの竹藪からものすごく心地良い音(水の音、竹藪の音、鳥の鳴き声合わさって)でこれだけでも古を感じて必聴である!これなら人工でも構わない。

 

 だから中国の滝も「時々人工滝」とか「たまに人工水」って小さい字で書けば良いのにと私は思う・・・