「日本橋の家」の見学会 | マルフジノート

マルフジノート

SALVE!(ようこそ)

テーマ:

 先週末にカナダに移住した後輩のBさんがご夫婦で来日して大阪に来てくれた(多分30年以上ぶり)旦那さんも同じく建築設計しているから同じく後輩のM君がアテンドしてくれて今週、安藤忠雄氏設計の「日本橋の家」(こちらも30年以上前の住宅)の見学会を開いてくれたので私もおまけで連れて行ってもらった。

 

(ファサード)

 

 4層のRC住宅(現在はアートギャラリー)で1階がラーメン、2~4階が壁式構造、オーナーさんがめちゃくちゃ安藤さんファンですごい丁寧に説明して頂き、2時間以上も付き合って頂き最後に「皆でビールでも飲みませんか?」とビールまで頂戴して建築のデスカッション楽しかった!この素晴らしいオーナーさんに感銘を受ける。

 

(3F中庭)

(リビング吹抜)

 

 しかし外壁の壁厚さ18センチ(めっちゃ薄~い!)3階の梁成45センチ、RFの梁成39センチの逆梁だから天井スッキリ!跳ね出だし階段の踊り場のスラブ厚さ13.5センチ階段幅も75センチともうギリギリで攻めて勝負している!さすが意地の都市住宅である。

こんな狭いのに(建物間口は2.7)3層吹き抜けのリビングもあり全く狭く感じない。

 

(逆梁だから天井スッキリ)

(寝室ベンチ)

この狭さのRC住宅は渡辺(豊和)先生の自邸以来でその住宅はすんごい凄まじさを感じた!

 

ともあれ30年ぶりの元気な後輩たちと久々に元気の出る建築見れて嬉しかった~!