【Win11】非対応PCを24H2から25H2へ（Enablement Packageが簡単）

今年もあとわずか。

年末は毎年、1年間頑張ってくれたメインのデスクトップPCへ感謝を込めて庫内掃除をするんですが、今年は買い替えたので掃除する必要がなくどうしようかなと

そういえば、サブサブPC放置してたな・・・

元スペックはこんな感じ

ってことで、

使用頻度の低かったサブサブPC「NEC VersaPro」

まだまだ頑張れるのに、CPUが第6世代ってだけでWin11から弾かれた不憫な子なんで、その辺に転がってたメモリを増設して12GBまで上げてましたが、使う機会もそんなに無く、

Win10　→　Win11 23H2　→　24H2

とアップグレードのみに使われて

Win11非対応PCでもWin11にアップグレードできるか

の実験用になってしまってました

実験機なら実験機らしく25H2にアップしてやらんかい！

ってことで、してきました

Win11非対応PCのWin11へのアップグレード方法（product server）は以前記事にしてるので、今回は、Enablement Package（イネーブルメントパッケージ）を使ってアップグレードする方法を紹介しておきます

以前の記事はこちら

↓

『Win10をWin11へアップグレード（非対応PC）する方法』

〇　Enablement Package（イネーブルメントパッケージ）とは？

ザックリ説明すると

24H2って実は、すでに25H2のデータが入ってます。

でも25H2のデータには鍵がかかってオフの状態。

その鍵に当たるのがEnablement Package（イネーブルメントパッケージ）!

Enablement Package（イネーブルメントパッケージ）を使うと鍵を開けて25H2をオンにしてあげることができる

だいたいこんな感じです

なので、この方法は

現状「Win11 24H2」で、最新の更新を当てている方が対象です。

23H2の方は上記の方法で25H2にアップグレードしてください。

24H2の方も上記方法でアップグレードできますが、Enablement Package（イネーブルメントパッケージ）を使った方がメチャメチャ早くてラクなので、24H2の方はこちらをおススメします

〇　現在のPCの状態を確認

・検索窓に「winver」と打ち込むか、

設定　→　システム　→　バージョン情報

と進んで、バージョンが24H2か確認する

・WinUpdateで最新の状態と言われるまで更新する

・Enablement Package（イネーブルメントパッケージ）

を取ってくる

下記ページで公開してくれているのでダウンロードする

↓

How to install 25H2 enablement package? - Microsoft Q&A

別のリンクもあるので、間違えないように日本語翻訳役することをおススメします。

・ダウンロードしたパッケージを起動

・言われるまま進める

更新プログラムをインストールするか聞かれるので「はい」

後は、更新が終わったら最後に再起動すれば完了です。

・再起動

・更新後

Enablement Package（イネーブルメントパッケージ）のダウンロードから25H2になるまで、スクショなんかも取りながらでも10分程度で終わりました

ちなみに、

以前、TPM1.2以上のPCなら、Win11非対応でも普通にISOからアップグレードできるって情報がありましたが、ダメでした

このPCはTPM2.0で、CPU以外は全て満たしてるんですけどね～

条件が分からず

いや～、Enablement Package（イネーブルメントパッケージ）はかなりラクでしたね

このPC、HDDなんで結構時間かかるかな？と思ってたんですが、早すぎて逆に驚きました

それよりも、

準備段階のWinUpdateで5時間くらいかかったのも驚き

最後の更新が5月だったってのもありますが、HDDはやっぱりキツイ

そりゃ使用頻度も少なくなるわけだ

なので、

価格高騰する前に1TBくらいのSSDを買おうかな？って調べてみたら

昔からWDのSSDを買うことが多いんですが、およそ1.5倍くらい？

２万円弱と、すでにSSDにも価格高騰の波が来ていたので、ならば500GBは？

こちらも高騰してますが、平均1万円くらい・・・

前回購入時は楽天で5500円くらいだったのに

最安で9000円ちょいになってました

【国内正規流通品】 Western Digital ウエスタンデジタル WD Blue SATA SSD 内蔵 500GB 2.5インチ ( 読取り最大 560MB/s 書込み最大 510MB/s ) PC 5年保証 WDS500G3B0A SA510 |省電力 SATA デスクトップPC ノートPC 増設 クリエイティブ 7mm 増設 高速

1TBは1万5千円ちょい

【P20倍 12/19 20:00~12/26 01:59】【国内正規流通品】 Western Digital WD Blue SATA SSD 内蔵 1TB 2.5インチ ( 読取り最大 560MB/s 書込み最大 520MB/s ) PC メーカー保証5年 SATA III NAND SA510 |省電力 ノートPC デスクトップPC 増設 7mm ウエスタンデジタル ssd

今の時期、使用頻度の低いサブサブPCにSSDやメモリ購入はちょっと無理かな～

放置してた旧メインPCのSSDをそのままにしてたのを思い出したので、とりあえずこいつに換装しときます。

これで2027までは戦えるかな

ホントは、必要なパーツは今のうちに買っておいた方が良いんだろうけども。

4月には入社や学校入学等でPCが必要になることが決まってたり、10月にはWin10利用者は延長サポートが切れるし、すでに2026年でPC購入予定がある方は今のうち。

1月からは、PC値上げが反映されていくと思います

大手メーカーは値上げタイミングを発表してたり、HPなんかは年末感謝祭セールやってたりと、情報がいっぱい出てるんで、購入しなくても、せめてアンテナは張っておいた方が良いかと思います

マウスコンピューターはセール中なのに、すでに大幅受注で一部販売停止するらしい・・・

タイトルからだいぶ脱線したな

大容量メモリの高騰がヤバい！PC値上げも！！

ちまたでは大容量メモリの高騰がえらいことになってますね

ちょっと検索すればバンバン情報が出てきますが、ザックリ説明すると、生成AIの爆発的な普及で大容量メモリが大量に必要になったらしい。

んで、

需要に供給が追い付いてない＆メーカーも意図的に減産してたので、タイミング的に丁度モノ不足になってるそうです。

メモリ製造の大手3社も揃って値上げしたらしい

さらに、

この高騰はかなりの期間続くらしく、メモリ高騰に伴って同じ部材を使うSSDや、SSDの代わりを求めてHDD、さらにはPCパーツが値上がりすればPC本体やスマホ本体も値上がりすると。

待てば安くなる！は通用しにくい状況なんだそうですよ

さて、

メモリ高騰って言ってもたいしたことないやろ～

上がっても数千円くらい？

今までの経験から、急ぎでもないし待ってればそのうち安くなるやろうし

って思ってましたが、今回はこの考えは甘そうでした

マイPCの「Lenovo LOQ Tower 17IAX10」の

購入時搭載メモリはDDR5-5600 SDRAM 16GB。

購入ショップでオプション増設ができなかったのと、旧PCは10GBで運用してたし、メーカー保証が切れる1年後に増設すればいいかなと。

周辺機器を購入したりと予算の都合上メモリは後回しにしてました

が、

このメモリ高騰ぶりはちょっとヤバいのでは

と、価格ドットコムの価格推移を見てみました。

バッファローさんの対応メモリ検索でヒットした

MV-D5N5600-16G [SODIMM DDR5 PC5-44800 16GB]

で検索

2025年９月にマイPCを購入したんですが、その時メモリ価格はおよそ1万6千～7千円だったので、まぁ2万くらい見ておけば良いかな、2万超えるようなら考えよっかなって感じでした。

が・・・

9月1日　平均1万8千円　最安1万7千円前後

メモリ高騰のニュースをちらほら見かけるようになった11月初め

→　まだ大丈夫そうだな、なんなら下がってるし

11月1日　平均1万7千円　最安1万6千円前後

かなり話題になってきた11月末

→　ちょっと上がったけど、どうせ数千円をうろちょっとするだろう

11月30日　平均1万8千円　最安1万6千円前後

平均を1万も押し上げてやがるこれはヤバそうやな

12月1日　平均2万6千円　　最安1万6千円前後

そして現在

2万超えたら考えようかな～なんて考えてた見通しの甘さ

考える暇もなく数日で倍の価格になりました

12月13日　平均3万3千円　　最安3万前後

PC購入時にオプションで増設できれば迷わず増設していたが、楽天の正規販売店では増設オプションが無かったので、残念

マイPCの現在価格はどうなってるかと言うと

2025年9月時点の購入時、約13万円

当時の最安で購入してますが、この機種、13万↔14万を行ったり来たりしてました

現在価格、約16万

【MEGADEAL10%&最大P21倍】【短納期】【公式・直販】 デスクトップパソコン 新品 Lenovo LOQ Tower 17IAX10 GeForce RTX 3050 Core Ultra 7 プロセッサー 255HX メモリ 16GB SSD 512GB Windows11 送料無料 1年保証【Norton】

メモリの値上がり+アルファ分くらい上がってるみたいですね。

メモリが16GBと低めで、SSDが大容量とは言えないのでこの程度で済んだといっても良さそう

まだメモリ分の値上がりって感じですが、SSDやら他のパーツも上がっていくともうちょっと値上がりしそうですね～。

まぁ、

サポート切れる1年はメモリ増設するつもりは無いけども

2026年の間中はずっとメモリ高騰が続くらしいんで、増設は2027年かな。

もしくは、どっかのタイミングで一瞬安くなったら即買い

まぁ、下がらないだろうなぁ

2025年の年末、あの時買っておけば・・・

ってならないことを祈るのみ。

ヤフーニュース記事では、PC各社に問い合わせてた記事があったんで読んでみましたが

メモリ高騰でパソコンは値上げする？　メーカー各社に聞いた（ITmedia NEWS） - Yahoo!ニュース

上がるとは言ってないが、上がらないとも言ってない。

まぁまぁそんな回答になるかなって感じ。

まぁ、確実に上がるでしょうね

しかも結構な金額・・・

すでに大手3社のデル、HP、レノボは、早ければ12月中に値上げ予告をしてるらしいですからね。

上げ幅は15～20％なんだそうです。

Win10が1年延長したんで安心してたのも束の間。

PC購入を考えてる方、特に高性能PCを考えてる方はさっさと購入した方が良さそう

な印象でした

ちなみに、

メーカー保証切れてからってのは、PC本体を開けたり分解したりすると保証対象外になるメーカーもあります。

Lenovoの場合、

確認してみるとデスクトップPCの場合、メモリは「CRU（顧客による交換可能部品）」に指定されてるので大丈夫

ただし、交換作業中に他を破損させた場合はダメよと。

まぁ、そりゃそうだろう。

なので急ぎでもないし、何か不具合あったときに、コレ増設したときに何かあったんじゃない？ってなるのもイヤだし、メーカー保証切れてからで良いかな～って感じでした。

Affinityが無料になったらしい！！

Affinityが無料になったみたいですね

Affinityとは、写真編集（Photo）、イラスト（Designer）、ページレイアウト（Publisher）をまとめて1つにしたデザイン系の統合ソフトです。

元々、プロ向けの有料の買い切りソフトだったAffinityを、Canvaが買収して、10月末から無料提供を始めたらしいです

デザインソフトというとAdobeのPhotoshopやillustratorですが、サブスクになってから維持するだけで大変ってことで、Adobeの代わりになるのか！？

って注目されてます。

先に言っておくと、

私はPhotoshop、illustratorの使用経験はありますが、早々に　Adobe高っ

って離れた人間なのでAdobeユーザーではありません。

使ってみないことには分からないんで

無料化から速攻インストールして１か月ほど使ってますが、まぁ高機能

といってもGIMP、Inkscapeと比べてですが

Adobeと操作性は近いらしいですが、GIMP、Inkscapeとは若干違い、色々な機能を探しながら調べながらですが使い心地もなかなかでした。

Adobeユーザーなら、もっと自然に使えるかも。

仕事としても使ってみましたが特に困ることも無かったので、

Canvaとも連携できるし、入れておいて損は無いんじゃないでしょうか

ってことで、インストールまでの方法を紹介しておきます

○　Affinityのダウンロード

公式サイトからダウンロードします

Affinityを利用するにはCanvaのアカウントが必要ですが、Canvaは高機能なのに、メアドのみで無料で利用できるので登録しておいて損は無いと思います。

Affinity公式サイトは　→　こちら

「Affinityを入手」、または「登録してダウンロード」ボタンからインストーラーをダウンロードします。

Canvaへログインを求められるので、ログインするか、アカウントを持ってない場合は作りましょう。

自分のPCのOSを選択してダウンロード

ダウンロードするインストーラーは自分のPCに合ったものにしてください。

分からない方は、設定からPCの仕様を確認してください。

・x64 ベースのプロセッサ：IntelまたはAMDプロセッサを使用
・ARM ベースのプロセッサ：ARMプロセッサ（ARM64）を使用

マイPCの場合はWindowsのx64 ベースのプロセッサなので、Windows（Intel/AMD）となります。

○　Affinityをインストール

ダウンロードしたインストーラーを起動　→　Installをクリック

最近はインストーラーのセキュリティ機能が仰々しくなりましたが、注意書きの内容は

「インターネットアプリケーションは、コンピュータに損害を与える可能性があります。ソースを信頼できない場合は、このソフトウェアをインストールしないでください。」

となっています。

チェックはインストール後に起動するかどうかのチェックです。

インストールすると

途中でCanvaとのログイン確認でブラウザに移って、再度Affinityを開きます。

インストールが終わるとデータの使用に関する同意を求められます。（アカウント設定から変更可能）

全て終わるとAffinityが使えるようになります。

各アプリとAdobeのアプリでいうと

Photo（ピクセル）：写真編集ソフト　→　Photoshop

Designer（ベクター）ドローソフト　→　Illustrator

Publisher（レイアウト）：ページレイアウトソフト　→　InDesign

といった感じ。

AIに関しては、Canvaの有料プランじゃないと使えないらしいです。

私の場合は

遠い昔、買い切りの時代にPhotoshop、illustratorを使ってたことはありますが、当時は学生でしたし、現在の仕事はデザインメインってわけでもないし、サブスク嫌いだし・・・

ってことで、

早々にGIMP、Inkscapeに乗り換えたので、Adobe製品は使ったことはないと言っても差し障りない

なので、

今のAdobe製品の代わりになるのか

って聞かれてもぶっちゃけ分からないので、色々な方の情報を調べてみると・・・

代わりにはならない！

ってことでした

まぁ、Adobeなんでね。

あっちは有料だし、これはしょーがない

といっても、

痒いところに手が届いてないってくらいの違いっぽいし、これからもアップデートで痒いところを埋めていくと思うので、デザイン系の仕事をしているヘビーユーザーじゃなければ入れておいて（乗り換えて）損は無いかと思います

痒いところに手が届かない具合でいうと、GIMPもメッチャ届いてないです。

えっ！Photoshopだとこの作業1クリックでできるの！？

ってこともありましたが、まぁ時間をかければ同じことはできます。

有料と無料の差ですね。

ちなみに、メインじゃないとはいえ、デザイン系の仕事をすることもある身としては、GIMPで出来てたんだからAffinityでも同じような成果物はできるでしょ。って感じ

一度Affinityを使ってみて、痒い所に手が届かない具合がAdobeに払う金額の許容範囲内か確認してみると良いんじゃないかと思います

ってことで

AffinityはAdobeの代わりにはならないが、無料でこの性能はかなり使える！

っていうのが私の結論でした。

どちらかというと、GIMPやInkscapeの方がヤバいのでは・・・

まぁ、私は両方使っていきますが

Inkscapeはあまり使う機会が無いですが、GIMPはヘビーローテーションで使ってる＆これからも使うので、GIMP開発は今まで通り頑張って欲しい